Amazon、Fire Phone以来の再挑戦か。アレクサ搭載のAIスマホを開発?
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Amazonが、「Fire Phone」以来となる新たなスマートフォンを開発しているようです。
2014年に登場したFire Phoneは、顔の動きを検知する4つのカメラを活用し、画面に触れずに操作できる「Dynamic Perspective」や、音楽やテレビ番組、商品などを認識してAmazonのサービスにつなげる「Firefly」を搭載するなど、画期的なスマホでした。
しかし、高い評価は得られず、販売台数は推計で35,000台程度とも報じられました。わずか約1年2か月で販売終了となり、後継機が登場することもありませんでした。
あれから10年以上が経ち、テック業界の熱狂はスマホからAIへと移りつつあります。そうしたなかで、Amazonが再びスマホに挑もうとしているようです。
Amazonが新スマホ計画「Transformer」を進行か
ロイターが事情に詳しい複数の関係者から得た情報として、Amazonが新しいスマホの開発計画「Transformer」の存在を報じました。計画を主導しているのは、デバイス・サービス部門の「ZeroOne」チーム。Xbox事業などに携わった元Microsoft幹部のJ Allard氏が率いているとされています。
Amazonが開発するスマホには、音声アシスタント「アレクサ」が深く統合され、ユーザーとAmazonの各種サービスを日常的につなぐ“モバイル・パーソナライゼーション端末”として構想されているとのことです。
具体的には、Amazonでの買い物、プライムビデオの視聴、プライムミュージックの再生、さらに提携先であるGrubhubでの注文などを、これまで以上に手軽に利用できる機能が検討されているといいます。
この方向性は、Amazonのサービス利用を端末の中心に据えていたFire Phoneの発想とも重なりますが、今回はAIが主役になるようです。最大の課題はAI機能の組み込みで、実現すればアプリストアが不要に可能性もあるとのこと。アレクサが中心的な役割を担う見通しですが、それがそのまま主要OSになるとは限らないとも報じられています。
Fire PhoneはAndroidベースの独自OS「FireOS」を採用していた一方で、Googleモバイルサービスには対応せず、Google PlaysストアやGoogleマップ、YouTubeなどの主要なGoogleアプリを利用できないことが低く評価された大きな理由の1つでした。
なお、開発・検討されているデバイスは1つではなく、機能を絞ったフィーチャーフォン「ダムフォン」も2台目需要を見込んで投入が検討されているようです。
現時点では価格や発売時期、投入規模などは明らかになっておらず、計画そのものが中止される可能性もあると報じられています。



















コメントを残す