Googleが2018年第3四半期に正式配信を予定している「Android P」でこれまでの操作方法を刷新すると発表した。新たに導入されるシステムナビゲーションではジェスチャー操作によってホーム画面を表示したり、アプリを切り替えることになる。
「Android P」の新しい操作方法
これまでのAndroidでは戻るボタン/ホームボタン/アプリ履歴ボタンをタップして操作していたが、「Android P」ではアプリ履歴ボタンが廃止されてジェスチャー操作が可能な楕円形のアイコンが表示される。
新しいシステムナビゲーションが導入されたAndroid Pでは、ホーム画面を上にスワイプするとアプリスイッチャーが起動する。上段には起動しているアプリのプレビュー画面が表示され、下段には検索バーと機械学習によって次に起動されるであろうアプリが最大5つまで表示される。すべてのアプリを表示するドロワー画面を表示したい場合はもう一度上にスワイプすればいい。楕円形のアイコンをタップするとホーム画面に戻ることができる。
上段に表示されるプレビュー画面ではそのままテキストを選択してコピー/検索/共有することができる。Android 8.0 Oreoで追加されたスマートテキストを使ってアーティスト名や住所をタップするだけでテキストを選択することも可能。選択したテキストに応じてアプリが表示されるため、例えばアーティスト名をタップして「Spotify」を選択するとアーティストのページにダイレクトでアクセスすることが可能だ。
楕円形のアイコンは横にスワイプしてアプリスイッチャーを起動することもできる。アプリの切り替えは非常に滑らかで「iPhone X」よりもアプリの切り替えはカンタンそうだ。なお、この場合はアプリの切り替えに特化したインターフェースになっているため検索バーや機械学習によって表示される最大5つのアプリは表示されない。
画面回転にも変更が加わり、縦向き/横向きにするとナビゲーションに画面回転用のアイコンが表示されてアイコンをタップすると画面を手動で回転できるようになる。これまで何度も経験してきた縦向きのままで操作したいのに横向きに回転してしまい自動回転をオフにするといったことがなくなる。
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