アップルが、ノルウェーのAppStoreでアプリとアプリ内課金の値上げを実施することを開発者向けに通知しました。値上げの理由は為替変動としています。
現在、日本では急激な円高が進んでいますが、日本でも価格変更はあるのでしょうか。
ノルウェーのAppStoreで値上げを実施
値上げ幅は明らかにされていませんが、9to5Macは15%〜20%の値上げが実施され、0.99ドルの価格帯が9クローネから11クローネに値上げされるだろうとしています。
なお、ノルウェーでは2015年1月に値下げが実施されたばかりですが、短期間でさらに値上げされることになりました。
進む円高、日本のAppStoreへの影響は?
日本のAppStoreでは、為替変動を理由にこれまで3回の価格変更が行われており、最初は2011年7月に30%の値下げ、2回目は2013年10月に15%の値上げ、3回目は2015年4月に20%の値上げが実施されました。
AppStore開始当初の為替レートは1ドル=107円。最初に価格が変更された11年7月は79円(-26%)で、値上げされた13年10月は106円(+34%)、再度値上げされた15年4月は118円(+11%)となっていました。
アップルは、それなりに変動幅があって為替が安定した時に価格変更に踏み切きる印象があります。
16年4月現在の為替レートは、1ドル=108円(-8%)で、最低価格が85円に設定された13年10月ごろとほぼ同じ値に戻っています。ただ、前回の価格変更から期間が短い、変動幅が小さい、短期間での円高、値下げにはなかなか踏み切らないことを考えると、直近での価格変更はなさそうです。
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