Appleが9月15日に開催したオンラインイベント『California Streaming』にて、2021年秋発売のスマートウォッチ「Apple Watch Series 7」を発表しました。
デザインは変わらないものの画面サイズはApple Watchシリーズ最大に大型化。IP6Xの防塵性能を備え、8分間の充電で8時間の睡眠を記録できる急速充電に対応します。
1分でわかるApple Watch Series 7
- ケースおよび画面サイズが3年ぶりに大型化
- ケースサイズは41mmと45mmの2種類
- 画面の外枠を削ることで画面領域が約20%も拡大
- 常時表示ディスプレイは最大70%も明るく改善
- ディスプレイの形状がラウンドフォルムに変更
- IP6X等級の防じん対応で砂や埃にも強い設計に
- Apple Watch Series 7専用の新しい文字盤が追加
- 電池持ちはこれまでと同じ18時間駆動
- 充電時間は33%も高速化。約45分で80%まで充電可能
- ケースの仕上げはアルミニウム、ステンレススチール、チタニウムの3種類
- アルミニウムは新色グリーンやスターライトを含む全5色
- 発売日は「この秋」
- 日本での販売価格は未定
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史上最大で史上最強のApple Watch Series 7
2018年発売のApple Watch Series 4の発売以来、3年ぶりにApple Watchのケースサイズおよび画面サイズが41mmと45mmに大型化します。
Apple Watch Series 7では、ディスプレイの外枠がわずか1.7mmまで細くなることで画面領域が約20%も拡大。Apple Watch史上最大で最も先進的なディスプレイで登場します。
手首を下げている時でも文字盤を省電力モードで常に点灯させることで、ラグなく通知や時間を確認できる常時表示Retinaディスプレイは、Apple Watch Series 6に比べて最大70%も明るく改善(屋内利用時)。よりカンタンに文字盤を確認できます。
デザインに大きな変化はないものの、ディスプレイの四隅がより柔らかく丸みを帯びるように改良。画面のエッジで光を屈折させることで、フルスクリーン化した文字盤とアプリケーションがケースの曲面とシームレスに統合しているように見えるとのこと。
ディスプレイは、50%以上も分厚くなったクリスタルを装備し強度と耐久性が向上。亀裂にも強い形状によって史上最大で史上最強です。また、Apple Watchで初めてIP6X等級の防じんに対応することで、ビーチなど砂埃の舞うような環境での耐久性が向上。これまでで最も耐久性の高いApple Watchです。
ビッグになったディスプレイに最適化されたインターフェースも採用。2つの大きなフォントサイズが追加されることで読みやすさが向上し、タップやスワイプ操作で文字入力が可能な新しいQWERTYキーボードと文脈に基づいて、次の単語を予測する機械学習によってより速い文字入力が可能に。
ビッグなApple Watch Series 7専用にデザインされた新しい文字盤「輪郭」と「モジュラーデュオ」も追加されます。
「輪郭」は、目盛り盤をディスプレイの端まで大きく押し広げた文字盤。「モジュラーデュオ」は、広くなった画面領域を活用して情報量の多い特大のコンプリケーションを中央に配置できます。
画面サイズの大型化によって電池持ちが気になるところですが、電池持ちはこれまでと同様に一日中使える18時間駆動です。新しい充電アーキテクチャと磁気高速充電USB-Cケーブルによって、充電時間が33%も高速化。約45分で80%まで充電できるほか、わずか8分の充電で8時間の睡眠を記録できます。
ケースはミッドナイト/スターライト/グリーン/ブルー/(PRODUCT)REDの5つを揃えるカラフルなアルミニウムと、シルバー/グラファイト/ゴールドの3色から選べるステンレススチール、金属アレルギーが起こりにくいチタニウムもラインナップされます。
バンドはこれまで購入したものをそのまま使うことが可能。特別なApple Watch NikeとApple Watch Hermesにも新しいバンドとストラップ、文字盤が提供されます。
Apple Watch Series 7の発売日は“この秋”で、詳細な発売日や予約日は後日発表されるようです。日本円の販売価格も発表されていません。
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