常識外のアプリ11個、「Apple Design Award 2017」受賞作品が発表

キッチンにこのAppがあれば、もう夕食の献立に悩むことはありません。豊富なレシピには目に美味しい写真はもちろん、作り方のビデオや便利なヒントなどがぎっしり詰まっています。外出先でもレシピを選べば買い物リストが自動的に作られるので、スーパーでの買い物忘れも心配ありません。

このゲームでは各ステージを紙のように引き裂き、断片を並び替えることで、小さなエイリアンたちを宇宙船まで導きます。ゲームデザインが洗練されているのはもちろん、こだわり抜かれた音楽にも注目。そして何より、そのオリジナリティーあふれる体験が、このパズルゲームの最も優れたポイントです。

「Enlight」は、プロレベルの画像編集を可能にするApp。他に類を見ないほど豊富なツールを搭載し、簡単な微調整から、二重露光を用いた凝った作品作りまで、あらゆる作業がスムーズに処理できます。プロの作業にも使用でき得るプリセットをはじめ、油絵からユニバーサルマスキング、高度なトーンやカラー調整機能など、写真編集に必要なあらゆるツールがこのAppには詰まっています。

不定形の緑のスライム。それが本作の主人公、無限に増殖する最近の塊「Mushroom 11」です。本作の独創的なパズルは、このスライムを戦略的に削り、再生させながら解いていきます。タッチスクリーン操作のなめらかな反応のおかげで、他では味わえない、ユニークな体験を実現しました。

このAppを開いて色を塗り始めたら、心落ち着く時間を過ごせるはず。忙しさを忘れて、ゆったりと塗り絵に没頭しませんか。スプレーイベント、カスタマイズ可能なカラーパレット、そしてリアルなブラシなど、創造性を刺激するツールがもりだくさん。人気アーティストたちによるイラストの線画を、時には線にとらわれず、思うがままに塗りましょう。

初めて5分もすれば、「Severed」がいかに奇妙な作品であるか築くはず。それでも家族を救うため。あなたはこの世界に飛び込み、スワイプ操作による戦い方を習得しながら、危険に満ちた魔法の国を旅して行かねばなりませんーー切断した魔物の四肢をかき集めながら。繰り返しますが、本作は少し不気味です。しかし同時に、その美しいグラフィックと独特な雰囲気はプレイするモノを魅了します。

シンプルなインターフェースながら、あらゆるライフスタイルを効率的に支えるタスク管理App。青いプラスボタンから新たなTo-Doを素早く追加でき、ドラッグするだけで自由に項目を整理できます。本格的なプロジェクト管理にも耐え、驚くほどシンプルで、さらには見た目も美しい、三拍子そろった仕事効率化ツールです。

「Blackbox」はタップやスワイプに限らず、iPhoneのさまざまな機能を利用してパズルを得ゲーム。iPhoneを傾けたり、スピーカーに向かって叫ぶなど、手がかりをつかむには発想の転換が必要です。頭を柔らかくして考えて、ようやく答えを見つけた瞬間の達成感はひとしおです。

作家スタインベックは鉛筆を、オーウェルはレミントン製タイプライターをそれぞれ愛用していました。そして今、私たちには「Bear」があります。iPadでの活用がオススメのこのツールは、他のどんなテキストエディタにも負けないほど高性能。しかしながら、複雑な操作や、わかりにくいツールバーはありません。タグを使って簡単にメモが管理でき、文章フォーマットも直感的に設定できます。

通過換算ツールのようにシンプルなAppが、革新的進化を遂げることは滅多にありませんが、「Elk」はそれを成し遂げました。特にApple Watchでの使用がおすすめのこのAppは、ユーザーの位置情報から通貨を特定し、常に10個の換算結果を表示してくれるので、数字を入力する手間を省けます。スピーディーかつ直感的な操作で、海外旅行の小さな悩みを一つ取り除いてくれます。

メールの週間は人それぞれですが、このAppは誰もが気に入ってしまうはず。デザイン性に優れ、カスタマイズも容易。さらにはSiriだけを使ってメールの送信を行ったり、メッセージに完了マークを付けたりなど使ってみたくなる機能が盛り沢山。後で確認が必要なメッセージをスヌーズしておけば通知してくれる機能が一番のおすすめです。