iPhone版Suicaアプリがついにウィジェット対応。Android版は提供開始14年で初のデザイン刷新
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

JR東日本がモバイルSuicaアプリで、iPhoneでも利用できるウィジェットの提供を開始しました。
ウィジェットをホーム画面に追加すると、アプリを起動せずに残高を確認できるほか、素早く残高を追加できる「クイックチャージ」機能が利用できます。
なお、モバイルSuicaのウィジェット機能は、Androidアプリが提供された当初から利用できましたが、iPhone向けには初めて提供されることになります。
アプリとチャージのショートカット機能が追加
新しいウィジェットには、残高によって表情が変わるSuicaのペンギンと残高、残高情報を取得した日時、クイックチャージへのショートカットが表示されます。
Suicaのペンギンをタップするとアプリが起動するほか、クイックチャージをタップすると事前に設定した金額と決済手段によってスピーディにチャージできます。
なお、ウィジェットを利用するにはアプリから設定が必要。設定画面から残高を表示するSuicaと、クイックチャージ時の追加残高や決済方法を選択できます。



2011年7月からモバイルSuicaアプリとウィジェットの提供がスタートしていたAndroid版では、iPhone版に合わせてデザインが刷新されています。
これまではウィジェットをタップすると、果物のスイカが割れるアニメーションが表示された後に残高が表示される仕様でした。これまでも細かなデザイン変更はあったものの刷新は初めてです。

Suicaウィジェットのサイズは融通が聞かず使いにくい、文字が小さくて確認しにくいといった不満が今回のリニューアルで解消され、ショートカットの追加で利便性が向上しています。
一方で、14年間も大きく変わることがなかったおなじみだったデザインが刷新されたこともあって変更を惜しむ声も寄せられています。
コメントを残す