5月11日、Appleが在庫限りで「iPod touch」の販売を終了すると発表しました。
Appleは、20年以上前にiPodが発売されて以来、音楽を持ち歩くことを愛する世界中のユーザーを魅了してきたと語りつつ、現在はiPhoneやApple Watch、iPad、Macといった、他のApple製品ラインナップに音楽を持ち歩くという体験が統合され、Apple Musicを通じて9,000万以上の楽曲と3万以上のプレイリストにアクセスすることができると説明。
つまり、iPodは役目を終えて、iPod touchの販売終了とともにiPodブランドも終了になります。
2001年10月23日発売の初代iPod。6.5オンスのボディに1,000曲の楽曲と10時間再生可能なバッテリーを搭載した最初のMP3プレイヤー
2004年2月20日発売のiPod mini。iPodのすべてをわずか3.6オンスのミニデザインに凝縮
2006年9月25日発売のiPod nano（第2世代）。薄型のデザイン、明るいカラーディスプレイ、カラフルな6色、最大24時間の電池持ち、最大2,000曲がポケットサイズに
2007年9月5日発売の初代iPod touch。iPhoneをヒットさせた革新的なマルチタッチインターフェースと3.5インチのワイドスクリーンディスプレイを搭載したモデル
2012年9月12日発売のiPod nano（第7世代）。iPod史上最も薄い5.4mmで、2.5インチのマルチタッチディスプレイを搭載
2015年7月15日発売のiPod shuffle（第4世代）。洗練されたデザインに最大15時間の電池持ち、数百曲を持ち運べる2GBのストレージ、曲名やプレイリスト名、バッテリー状態を確認できるVoiceOverボタンも
2019年5月28日発売のiPod touch（第7世代）。A10 Fusionチップ、256GBのストレージを搭載。没入型の拡張現実体験やグループFaceTimeに対応
Appleは、音楽をストリーミングで楽しめるApple Musicに加えて、すべての音楽ライブラリを端末に保存して持ち出せるiPhoneが音楽を楽しむのに最適なデバイスとし、Apple WatchとAirPodsは手首から9000万曲以上の楽曲にアクセスできるパーフェクトなパートナーと紹介。さらに、自宅で音楽を楽しむならHomePod miniが最適としています。
iPod touchは、Apple公式サイトやApple Store、Apple正規販売代理店、Amazon.co.jpなどのオンラインストアで現在も購入可能ですが、在庫がなくなり次第、購入できなくなります。Appleファン、iPodファンであれば記念として購入するのも良いでしょう。
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