Appleが日本時間11月11日(水)午前3時からオンラインイベント『One more thing』を開催すると正式に発表した。
この秋3回目となるオンラインイベントではWWDCで年内の発表が予告されていたAppleシリコン搭載の新型Mac/MacBookが登場する可能性が高い。
13インチと16インチのMacBook Air/Proが登場か
Appleのスペシャルイベントは世界中から記者を集めてApple Park内に建設された1000人収容のスティーブジョブズシアターで開催されていたが、今回も新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンラインでの開催になる。
オンラインイベントは日本時間11月11日(水)午前3時から開始。カレンダーでは5時までの開催となっているが、この秋に開催されたオンラインイベントはいずれも1時間で終了した。イベントの模様はAppleの公式サイトおよびYouTube等で視聴できる。
信頼性の高いリーカー有没有搞措によると、Appleシリコンを搭載した新型Macは複数発表されるようだ。同氏は13インチのMacBookが2つ発表されることを示唆している。また、Bloombergは13インチのMacBook Air、MacBook Proの2機種に加えて16インチのMacBook Proが発表されると報じた。
AppelはiMacやMac Proといったデスクトップ版においてもAppleシリコンを搭載した新型モデルを開発しているようだが、発売は2022年以降になるとのこと。
13 inch X 2
— 有没有搞措 (@L0vetodream) November 2, 2020
AppleシリコンはiPhone、iPad、Apple Watchで開発した独自チップで得たノウハウを活用したARMベースのチップ。
低消費電力と高いパフォーマンスを実現するほか、共通プロセッサによってiPhone、iPad、Mac間でコードの共通化が可能になり、MacでiOSアプリを動作することもできるという。
チップセットの移行期間は2年を見込んでいて現行モデルと同じインテル版の新型Macの発売やサポートの継続が発表されている。
今回のイベントが『One more thing』ということもあってMac+αの発表も期待される。紛失防止タグ「AirTag」の発表が噂されているが、開発が遅れていることやMacとの共通点がないことからMark Gurmanは発表の可能性を否定した。
Launching AirTags alongside the Apple Silicon Macs next month sounds unlikely to me — For one, the two product lines have nothing to do with each other (not to mention the several development delays).
— Mark Gurman (@markgurman) October 23, 2020
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