Appleが今年秋に発売する新型Apple Watchは、Apple Watch Ultra 2とApple Watch Series 9の2機種と報じられています。
いずれも多くの情報はありませんが、S5→S6チップ以来、数年ぶりに性能が向上する最新チップが搭載され、消費電力の改善によって電池持ちが改善する可能性があります。
つまり、今年もApple Watchはマイナーアップデートになるようです。Apple Ultraのような新モデルもありません。スマートフォンは進化が乏しいと言われて何年も経ちますが、それでも進化を続けています。Apple Watchに限らずスマートウォッチは、スマホに比べて進化が乏しく、毎年買い換える人はほとんどいないでしょう。
今年こそSeries 4からの買い替えを検討していた筆者ですが、次の買い替えタイミングはApple Watch 10周年モデルが発売される来年以降になるかもしれません。
Apple Watch 史上最大のアップデートがやってくる
Mark Gurmanの最新レポートによると、Appleは史上最大のアップデートになるApple Watch Xと呼ばれる新モデルを準備しているそうです。
Apple Watch Xでは、バンドの装着や交換のアタッチメントシステムを新しいマグネット式に置き換えられる可能性があるとのこと。
現在はApple Watch本体にバンドをスライドすることで装着できますが、多くのスペースを占有しているスライド式のシステムからマグネット式に置き換えることで、省スペース化を実現し、バッテリーの大容量化に繋がります。
既存のバンドが使用できるか気になるところですが、おそらくそうなるでしょう。
薄型化された本体には、5年以上も前から搭載の可能性が報じられていたマイクロLEDディスプレイが搭載されるとのこと。マイクロLEDは、高画質・高い画面輝度(明るさ)・低消費電力・焼き付きなしといった特徴があります。
医療機能においては血圧測定に対応する可能性があります。昨年、Mark GurmanはApple Watchで血圧測定が可能になるのは2〜3年先になっても驚かないとレポートしていました。
Apple Watch Xは、Apple Watch 10周年モデルとして2024年または2025年発売が見込まれているとのこと。次の10年を創造するモデルとして新しいオールスクリーンのデザインや顔認証を搭載した「iPhone X」のような位置付けになりそうです。
なお、将来的にAppleは、毎年新機種をリリースするサイクルを落とすことも協議しているようです。
スマートウォッチは、Apple Watch Ultraのように用途に特化したモデルを開発してラインナップを拡大することはできるものの、技術の進歩がそれほど早いものではないことから、新機能を毎年追加したり、デザインを変えることは難しいのでしょう。
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