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国内でApple Watchの発火事故、アップルを提訴

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Yusuke Sakakura更新日:2018/05/18 12:39
国内でApple Watchの発火事故、アップルを提訴

アップルが昨年発売したスマートウォッチ「Apple Watch」が日本国内で発火事故を起こしていたことがわかりました。

国内でApple Watchの発火事故。ワイヤレス充電が原因か

朝日新聞によると、40代の男性が昨年5月にApple Watchを購入。専用の充電器で充電していたものの、9月14日未明にApple Watchを充電していた部屋から出火していることを確認して消火を行ったとのこと。

自宅の一室が焼けたのは充電中の腕時計型端末「アップルウォッチ」が発火したことが原因だとして、愛知県春日井市の40代の男性が、アップルジャパン(東京都)を相手取り、部屋の修繕費など約156万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こしたことが分かった。

(中略)

男性は昨年5月、名古屋市内の同社直営店でアップルウォッチを購入。専用充電器で充電していた同年9月14日未明、充電していた部屋から火柱が上がっているのを見つけて消火。けが人はなかったが家具や床が焼けたという。

引用元:「アップルウォッチ充電中発火し火災」損害賠償求め提訴:朝日新聞デジタル

火元がApple Watchと確認されたわけではないものの、部屋にはほかに火気を生じるものは一切なく、Apple Watchの本体内部から燃えているとして出火元がApple Watchと男性は主張しているようです。

男性はたまたま火柱を確認して消火できましたが、Apple Watchの使い方として寝ている時に充電しているケースがほとんどで運が悪ければそのまま死亡する可能性もあった非常に怖い報道です。

出火元がホントにApple Watchかは裁判の中で明らかにされていくものと思いますが、それまで寝ている時の充電はなるべく控えたい内容です。

汗などの水滴で発火するケースも

製品評価技術基盤機構によれば、スマートフォン・携帯電話・周辺機器の発火事故は5年間に230件発生しており、接続部分に汗などの水滴が付着し、異常な発熱が発生するといったケースもあるようです。

最も多いのは充電用の接続端子に関係する事故で、端子が変形してショートを起こし発火したケースや、接続部分に飲料水や汗などが付着し、異常な発熱を招いたケースなどが目立つということです。

また、本体に収納されている電池パックの事故も多く、落下などによる衝撃のほか、ペットにかまれたことも原因になっているということです。

さらに、電源プラグと差し込み口との間にネックレスなどの金属が入り、ショートして発火したケースもありました。

引用元:スマホなどの発熱や発火事故 5年間で230件余 | NHKニュース

次期iPhoneのワイヤレス充電対応に影響も?

なお、Apple WatchはiPhoneやiPadがサポートしていないワイヤレス充電に対応したデバイスで、次期iPhoneではワイヤレス充電に対応すると噂されています。

今回の裁判でワイヤレス充電に原因があると認められ、同様の技術を用いてワイヤレス充電の対応を計画しているのであれば、搭載が見送られる可能性も考えられます。

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