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iPhone 7では大幅なデザイン変更はなく、革新的な機能もないと噂されていますが、アップルのティム・クックは次期iPhoneについてこれなしでは生きられないと思うほど革新的なものを提供する計画を明らかにしました。
アップルCEO「誰もが買い換えたくなるほどのイノベーションを進行中」
TECN INSIDERによると、アップルのティム・クックはCNBCの番組インタビューで「新しいiPhoneは誰もが買い換えたくなるほどのイノベーションを進行中」と明かしたとのこと。
さらに、「それなしでは生きられないものを提供するつもり」「今は必要かはわからないものの振り返ってみると、それなしではどのように過ごしていたんだろう?と思うだろう」答えています。
“We have great innovation in the pipeline, like new iPhones that will incent you and other people that have iPhones today to upgrade to new iPhones,” Cook said.
“We are going to give you things that you can’t live without, that you just don’t even know you need today…You will look back and wonder ‘how did I live without this?'”
引用元:Tim Cook says upcoming iPhones will make you upgrade – Tech Insider
「誰もが買い換えたくなる」「それなしでは生きられない」新機能とは
次期iPhoneの概要をCEO自らが明かすのはおそらく今回が初めてでしょうか。「誰もが買い換えたくなる」「それなしでは生きられない」という煽りに期待せざるをえませんが、一体どのような機能になるのでしょうか。
防水対応?
次期iPhoneに搭載される新機能としてもっとも現実的なのが防水です。誰もが買い換えたくなる機能とも言えます。ただ、既に防水対応したスマートフォンは世に出回っています。iPhoneが防水対応になったとしても大きな驚きはありません。
おそらく、「ようやくか」という反応がほとんどでイノベーションと言えるほどのものではありません。
ティム・クック自らここまで言うのであれば、他のスマートフォンで実現できていないこと、近い将来では追従できないような機能ではないでしょうか。
ワイヤレス充電?
次にピンとくるのがワイヤレス充電です。ワイヤレス充電に対応したスマートフォンは防水同様に多く存在していますが、アップルのワイヤレス充電はもっと革新性のあるものになりそうです。
アップルが申請したワイヤレス充電の特許は、従来の充電台にスマートフォンを載せて充電する半ワイヤレス充電ではなく、ワイヤレス充電できる空間を作りだし、その空間にiPhoneが存在すれば自動で充電するというものでした。
引用元:United States Patent Application
それなしでは生きられないという言葉から想像するに日常生活の中で触れる機会の多いものというのは間違いありません。上記のワイヤレス充電が実現すれば、充電という行為そのものがなくなりますし、他が実現していない大きなイノベーションとも言えます。
ただ、ワイヤレス充電が「誰もが買い換えたくなる」に該当するかは微妙なところです。
一体、どのような新機能になるのでしょうか。想像もつかないような新機能の登場に期待です。なお、アップルは6月にiOS 10を先行発表するはずです。もしかすると、その場で何らかが明らかになるかもしれません。