Appleが今月14日に配信を開始したwatchOS 8.3にて、Apple Watchが正常に充電できなくなる問題が報告されていることがわかりました。
不具合のほとんどは初めて高速充電に対応したApple Watch Series 7の利用者から報告されているようです。
Apple Watchがまったく充電されない不具合
Appleの公式コミュニティやReddit、MacRumorsのフォーラムにて、watchOS 8.3にアップデートしたApple Watch Series 7の充電問題が報告されています。
「サードパーティ製の充電器を使用したところまったく充電されなかった」「1時間充電しても2%しか増えなかった」など不具合の内容は様々ですが、共通点はサードパーティの充電器を使用している人がほとんどということです。
Apple Watchに付属している純正のケーブルはひっくり返ったり使い勝手が良くありません。別売りのMagSafeデュアル充電パッドは2つのAppleデバイスの同時充電に対応し、持ち運びも便利な折りたたみ式ですが、16,280円と高額です。iPhoneやAirPodsとApple Watchを同時に充電できるスタンド式のサードパーティアクセサリを利用している人も多いため、今回の不具合に頭を悩ます人も多いはずです。
この件に関してAppleはコメントしていません。今のところはソフトウェアアップデートによる修正が実施されるまでApple純正の充電器を使うしかありません。
なお、高速充電に対応したApple Watch Series 7では、11月上旬にも充電問題が報告され、watchOS 8.1.1のアップデートで対処されましたが、watchOS 8.3で問題が再発・拡大したようです。
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