日本時間9月20日午前8時、Appleが「Apple Watch Series 5」を発売した。今年の最新モデルではついにディスプレイの常時表示に対応する。
常時表示が実現も電池持ちはそのまま
Apple Watchの常時表示は多くのユーザーが待望としていた機能。
有機EL特有の“焼き付き”と“電池持ち”に不安が残るが、新たに開発した低温多結晶酸化物(LTPO)ディスプレイとユーザーが手首を下げると省電力モードに移行することで解決したようだ。
省電力モードに移行すると、文字盤はダークモードのような暗い見た目に変化、さらに画面の明るさとリフレッシュレートを60Hzから1Hzに落とすことで1日18時間使える電池持ちを実現している。
リフレッシュレート:1秒間に画面を書き換える回数
位置情報は新しい内蔵コンパスによってユーザーがどこを向いているのかマップ上で確認できるように。新しいコンパスアプリでは方位・傾斜・緯度・経度・高度まで確認できる。ほかにもCellularモデルでの国際緊急通話に対応した。新しいケースとしてステンレススチールよりも軽いチタニウムケースと極めてキズに強いセラミックケースも加わった。
Apple Watch Series 5は大規模なバージョンアップではなく、小規模のバージョンアップ。待望としていた常時表示のために4.2万円以上を払ってSeries 4から買い換える必要はあまり感じられないが、新規ユーザーにとっては購入を検討するべきモデルだ。
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