今週にもリリースされるwatchOS 7.3とiOS 14.4で、ようやく日本でもApple Watchを使った心電図の測定が可能になり、不規則な心拍の通知が届くようになる。
海外で何人もの命を救ったヘルスケア機能の追加によって日本でのApple Watchの需要はさらに高まるはず。
また、今年の秋に発売されるApple Watch Series 7では血糖値の自己測定に対応する可能性があるようだ。
光学センサーで血糖値を自己測定
ETNewsによると、今年後半に登場するGalaxy Watch 4とApple Watch Series 7が採血することなく血糖値を自己測定できる機能に対応する可能性があるという。
血糖値の測定器は指先に針を刺して必要量の血液をセンサーで読み取るものが一般的。1日に何度も針を刺す行為は苦痛でストレスを伴う。腕にセンサーを貼り付けてリーダーをかざして血糖値を測定できる方法もあるが、センサーが腕につけっぱなしになり、リーダーもそれなりに大きい。
今回の報道によればGalaxy Watch 4は光学センサーを用いて血糖値を測定するとのこと。
いつでも取り外しができるスマートウォッチで血糖値が測定できるのであれば、採血時の痛みや手間もなくセンサーを腕に常時付けておく煩わしさも解消される。
実用化されれば多くの糖尿病患者が救われる機能だが、光学センサーを用いた無採血による血糖値測定は様々な企業が開発を進めているものの血中のグルコース以外の成分の値も測定されてしまう問題があってまだ実用化には至っていないそうだ。
今年後半に実現するのか、実現したとしても日本ですぐに利用できるのだろうか。心電図の測定や不規則な心拍の通知と同じような時間がかからないことを期待したい。
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