Apple Watchが発売されてから約1ヶ月がたとうとしていますが、既に次期OSアップデートの噂が浮上しています。
なんでもApple Watchの現在地を探せる「Find my Watch」や文字盤のコンプリケーションをサードパーティに公開など、かなり大規模なアップデートが計画されているようです。
Apple Watchの現在地を確認できる「Find my Watch」
9to5Macによると、次期Watch OSのアップデートにて、Apple Watchの位置情報の確認や遠隔操作によるApple Watchの初期化とロックを可能にする「Watchを探す(Find my Watch)」が追加されるとのこと。
これは、すでにiPhoneやiPad向けに提供されている「iPhoneを探す(find my phone)」のような機能になるようです。
First, Apple has been working on a feature dubbed “Find my Watch” for the Apple Watch, which as the name implies will allow a user to track a Watch’s location, as well as lock or remotely wipe it if it is lost or stolen. The premise of the feature is very similar to Find my iPhone for iOS devices and Find my Mac for OS X computers.
引用元:Apple readies first significant Apple Watch updates, ’TVKit’ SDK for Apple TV | 9to5Mac
また、ペアリングしたiPhoneと手首に着けているApple Watchが離れた時、つまり、iPhoneを忘れてどこかへ行こうとした時にApple Watchにバイブレーションまたは光で通知してくれる「Smart Leashing」機能も追加されると伝えています。
文字盤のコンプリケーション機能をサードパーティ向けに公開か
Apple Watchの機能拡充がこれだけにとどまらず、Apple Watchの文字盤に追加できるコンプリケーション機能をサードパーティに公開することも検討されているようです。
Apple Watchでは、文字盤に「天気」や「バッテリーの残量」、「世界時計」など、プリセットされた機能を自由に組み合わせて利用することができますが、これをコンプリケーション機能と呼びますが、ここにサードパーティ製のアプリを割り当てられるそうです。
現在はTwitterでテストを実施しており、最近のツイートやメンションの未読数などを文字盤で確認できるようになると9to5Macは伝えています。
WWDC 2015で次期Watch OSの詳細発表も?
この他にもヘルスケアでは睡眠状態の追跡(Apple Watchを手首に着けながら充電ができないことと、バッテリーの持ち時間を考えると、あまり意味はないような気も・・・)に加えて、フィットネスの機能拡充も実施されるとのことですが、「Smart Leashing」と同様に法規制やハードウェアの問題から短期的ではなく、Apple Watchの次世代モデルの存在も含め、長期的に提供される可能性もありそうです。
アップルは、6月8日から開発者向けのイベント「WWDC 2015」を開催しますが、その場で「iOS 9」や「Mac OS X 10.11」に加えて、Watch OSの次期バージョンについても何らかの発表があることが予想されます。
アップルがWatch OSのメジャーアップデートのリリースをiOSやMac OS Xに合わせるのかはわかりませんが、もしそうであれば、今回、噂として報じられている最新の機能が6月のイベントで発表される可能性は低くはないような気がしています。
コメントを残す