Appleが2017-18年ホリデーシーズンのApp Storeの売上記録を発表した。昨年の元旦に記録した売上は280億円だったが、今年は50億円増の330億円となり、過去最高記録を更新した。
デベロッパーのトータル収益は9.7兆円に
Appleが報告した各種記録によると、クリスマス・イブからの7日間の売上は約980億円超を記録。2017年にアプリ開発者が得た収益は約2兆6600億円で2016年に比べて30%の増加、App Storeがスタートした2008年からこれまでにアプリ開発者が得たトータルの収益は9.7兆円になっているという。
昨年、世界最高のダウンロード数を記録したポケモンGOは、iOS 11の新機能ARKitに対応した「AR+」を提供。格段に進化したAR機能によってポケモンが現実世界に登場したように見えるようになった。さらに、第3世代のポケモン追加もあって12月21日にApp Storeのトップチャートに返り咲いたようだ。
ポケモンGO以外にもレースゲーム「CSR Racing 2」、ブロックを積み上げるシンプルなゲーム「Stack AR」、ビリヤード「Kings of Pool」などゲームに加え、「Amazon」や「Wayfair」といったショッピングアプリ、夜空干渉の「Night Sky」やトーマスが登場する鉄道模型組み立てゲーム「ミニミニサイズのThomasと仲間たち」といった教育アプリ、自撮りカメラ「Pitu」や「Snapchat」といったソーシャルメディアアプリなど幅広いジャンルの約2000アプリが対応している。
また、昨年9月にiOS 11のアップデートで大幅に刷新されたApp Storeには毎週5億人がアクセスし、日替わりでオススメのアプリを紹介する「Today」では「どうぶつの森 ポケットキャンプ」「Monument Valley 2」「King of Glory」「Calm」「Affinity Photo」といった2017年にヒットした新作アプリや「クラッシュ・オブ・クラン」「キャンディクラッシュサーガ」「Enlight Videoleap」「1Password」「Hulu」といった人気アプリが紹介された。
残念ながら2017年で最高のダウンロード数を記録したアプリなどは紹介されていない。
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