auが、2016年度のできるだけ早い時期に「2年縛り」を見直しすることを明らかにしました。
携帯3社は、2年契約を条件に料金プランを割り引くプランを提供しています。プランは2年ごとに自動更新が行われ、更新月以外に解約すると、違約金として9,500円を支払う必要があります。
これがいわゆる「2年縛り」で、ユーザーには、自動更新を忘れてしまう、そもそも認識していない人も多く、問題とされていました。
au,来年度の早い時期に2年縛りを廃止へ
SankeiBizによると、auの田中社長は来年度(2016年4月〜2017年3月)のできるだけ早い時期に2年縛りの見直しを行うことを明らかにしたとのこと。
田中社長は実施時期については検討中としており、「来年度のできるだけ早い時期」を想定している。3年目以降の契約については割引条件の変更などを検討中だが、総務省の携帯料金引き下げ論議の趣旨などを踏まえ消費者に受け入れられやすい料金プランになりそうだ。
引用元:KDDI、携帯の自動更新廃止へ 2年縛り見直し、田中社長「できるだけ早く」 (1/2ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
廃止の内容については現在検討中であるものの、3年目以降の割引条件の変更を検討しているようです。おそらく、2年目までのプランは従来と同じで、3年目以降は、自動更新を廃止・違約金が0円になる代わりに、割引額が減額され、毎月の使用料金を値上げするオプションが用意されるものと思われます。
2年契約のプランには、ユーザーに短期間で解約されるとキャリア側が損失を負うことになるため、違約金が設定されていますが、2年もの間、違約金が一定であることも問題とされています。契約年数に応じた違約金の変更も行われるのか注目です。
なお、2年契約を無料で解約できる期間の「更新月」について、ドコモが25ヶ月目〜26ヶ月目の2ヶ月間に延長しました。auも同じ方向で検討していることを明言していますが、具体的な時期についてはコメントがありません。SankeiBizによると、ソフトバンクと共に4月以降と伝えています。
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