10月10日、Googleが第3世代となるストリーミングデバイス「Chromecast」を発表した。
ChromecastはWi-Fiに接続してテレビに挿すだけでYouTubeやNetflix、hulu、DAZNといった動画見放題サービスを大画面で楽しめるデバイス。第3世代のモデルはサイズをそのままにハードウェアの性能が大きく向上。デザインもアップデートされ、新しい2色カラーがラインナップされる。
ハードウェアスピードが15%向上、1080p/60fpsをサポート
第3世代のChromecastは、ラウンドフォルムの本体からHDMIが伸びるなど第2世代Chromecastを踏襲したデザインを採用。表面はツヤのないマット仕様に変更され、ChromeロゴはPixel 3シリーズにもプリントされる「G」ロゴになっている。カラーは新色となるチョークとチャコールの2色展開だ。
サイズは第2世代から変わらない。ハードウェアの処理性能が15%も向上したことで、動画視聴はもちろんゲームでもフルHD(1080p)/60fpsの滑らかなストリーミング映像を大画面のテレビに映し出せるようになった。
Googleアシスタントを内蔵していないため、デバイス単体で音声コマンドで操作することはできないが、Google Homeファミリーと連携することで「OK Google、テレビを付けて」「OK Google、Netflixで<番組名>を再生して」といった音声操作をサポートする。
動画だけではなくYouTube MusicやSpotifyなどの音楽聴き放題サービスにも対応する。2018年の後半には「スピーカーグループ」をサポートすることで、Google HomeやChromecast Audio、Chromecast built-in搭載スピーカーを組み合わせて音楽の同期再生が可能になる。
Googleフォトの新機能であるライブアルバムもサポートする。ライブストリーミングの中断時にGoogleフォトにアップロードした写真からピントがボケた写真や重複した写真を自動で除去して大画面のテレビに表示される。
第3世代Chromecastの販売価格は据え置きの4,980円。直営のオンラインストアGoogle Storeや楽天ブックスで購入できる。
なお、AmazonはChromecastのライバル機種となる「Fire TV 4K Stick」を先日発表したばかり。高解像度の4K Ultra HDや鮮明な色彩で美しい映像体験が楽しめるDolby Vision、立体音響技術のDolby Atmosに対応(対応スピーカーが必要)するなど、鮮明な映像と臨場感のあるサウンドが楽しめる。現在は予約受付中、12月12日に発売される。
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