Galaxy S22の後継機種として、シンプルなデザインに変化したボディに特別に最適化されたSnapdragon 8 Gen2 for Galaxyを搭載するGalaxy S23が発売されました。
日本では、ドコモオンラインショップ、auオンラインショップ、楽天モバイルで販売されています。
この記事では、Galaxy S23がどれぐらい進化したのか気になる人のために、Galaxy S23とGalaxy S22の違いをまとめて比較しています。ぜひ購入の参考にしてください。
目次
- Galaxy S23とGalaxy S22の違いを比較
- 価格と容量
- デザイン
- ディスプレイ
- カメラ
- 性能と発熱
- 電池持ちとバッテリー容量
- 安定した高速通信のWi-Fi 6E
- まとめ:Galaxy S23に買い替えるべき?
Galaxy S23とGalaxy S22の違いを比較
Galaxy S23 | Galaxy S22 | |
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デザイン | ||
価格と容量 |
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素材 |
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サイズ |
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重さ | 168 g | 168 g |
ディスプレイ |
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カメラ |
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フロントカメラ |
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写真機能 |
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動画機能 |
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AI |
| ー |
ベンチマーク |
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チップセット | Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy | Snapdragon 8 Gen 1 |
メモリ | 8GB | 8GB |
バッテリー |
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ワイヤレス充電 |
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SIM |
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5G | Sub6・ミリ波 | Sub6・ミリ波 |
Wi-Fi |
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Bluetooth | 5.3 | 5.2 |
FeliCa | ◯ | ◯ |
防水・防じん | IP68 | IP68 |
USB | 3.2 Gen 1 | 3.2 Gen 1 |
セキュリティ |
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センサー |
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位置情報 |
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アップデート保証 |
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同梱品 |
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価格と容量
Galaxy S23のストレージは128GB/256GB/512GBの3種類。S22にはなかった512Gが追加されました。
なお、日本ではメモリ8GB、ストレージ256GBのみ販売されています。販売価格や負担金は以下のとおりです。
Galaxy S23の価格
docomo | |
機種代金 | 136,620円 |
負担金 | ▼23ヶ月目に返却83,820円毎月の支払額3,644円/月 |
au | |
機種代金 | 114,800円 |
負担金 | 端末返却で64,400円毎月の支払額2,800円/月 |
Rakuten | |
機種代金 | 147,700円 |
負担金 | 毎月の支払額6,154円/月 |
Samsung | |
機種代金 | 販売なし |
負担金 | 販売なし |
Galaxy S22の価格
docomo | |
機種代金 | 127,512円 |
負担金 | ▼23ヶ月目に返却66,792円毎月の支払額2,904円/月 |
au | |
機種代金 | 58,400円 |
負担金 | 端末返却で22,047円毎月の支払額958円/月 |
Samsung | |
機種代金 | 販売なし |
負担金 | 販売なし |
デザイン
デザインは進化というよりも変化がありました。
Galaxy S21から採用されていたコンターカットデザインを廃止したGalaxy S23では、3つのカメラレンズをリングで囲い、それぞれのレンズが独立してボディから伸びる形状に。
アルミフレームとカメラユニットが融合した特徴的な形状を捨てて、シンプルな見た目になったことで多くの人から受け入れられやすいデザインになりました。
ディスプレイ
ディスプレイには、どちらもパンチホールが採用されています。画面の大きさや解像度はどちらも同じ。
Galaxy S23は、画面をキズや割れから守る強化ガラスに最新のGorilla Glass Vitus 2を採用。
高さ1mからコンクリートに落としたり、高さ2mからアスファルトに落とすテストに合格するなど、コンクリートのような粗い表面への落下性能が改善されました。
画面の明るさも大きく改善されています。
最大ピーク輝度はGalaxy S23 Ultraと同じ1,750ニトまで引き上げられ、直射日光下だけで動作していたビジョンブースターは、3段階の明るさによって段階的に動作してカラートーンを調整します。
これにより、日差しの強い屋外や窓際でも快適に動画を視聴したり、カメラを使って写真や動画を撮影する際も画面が見やすくなりました。
カメラ
カメラはどちらも広角レンズ、超広角レンズ、望遠レンズで構成されるトリプルカメラを搭載。
Galaxy S23では、8K/30fpsの動画撮影に対応。新しい12MPのフロントカメラは、すべてのピクセルをフォーカス利用することで、暗所でも素早く正確にピントを合わせるデュアルピクセルAFに対応しています。
また、特別に最適化された世界最速のSnapdragonを搭載したことでAIによる最先端のカメラ処理に対応。
フロントカメラは夜間でも背景ぼかしが可能な「ナイトポートレート」が可能に。AIによって髪・顔などの質感をリアルに仕上げ、不自然になることも多い髪と背景の境界線のボケ感も自然に撮影できます。
プロ向けの撮影が可能なExpert RAWアプリを使えば最大50MPのRAW撮影が可能。天体や星座を鮮明に撮影できる「アストロフォト」、連続して撮影した画像をレイヤー的に最大9枚合成して1枚の写真にする「多重露出」撮影に対応し、動画は8K/30fps、4K/60fpsといった高解像かつハイフレームレートのなめらかな動画撮影が可能です。
新しいISP(Image Signal Processor)によって、暗所でのノイズ低減など撮影性能が向上。ソフトウェアの改善は標準のカメラアプリだけでなく、インスタグラムやTikTokなどサードパーティアプリにも適用されます。
性能と発熱
前作のGalaxy S22は発熱問題のあったSnapdragon 8 Gen 1を搭載していました。
他メーカーの機種では屋内でもカメラを構えていると、発熱によってアプリが強制的に終了するような酷いものでしたが、Samsungは過度な発熱を回避するために性能を抑えることで対策していたようです。
一方、Galaxy S23には特別な最適化によって“世界最速のSnapdragon”を実現したSnapdragon 8 Gen2 for Galaxyを搭載しています。
CPUの処理能力は約30%向上したことで基本的な操作性が改善。NPUの性能も49%向上し、低光量で美しい写真を撮影する際に1秒間に数兆回の計算が可能に。最大の改善はグラフィックを処理するGPUで41%も高速化したことで負荷の高いゲームアプリも快適にプレイ可能。
また、従来はハイエンドなゲーミングPCだけで利用できた光の屈折や反射などをよりリアルに描写するレイトレーシング機能にも新たに対応しました。
発熱が気になるところですが、大型化したベイパーチャンバーを用いた強力な冷却システムによって、高い処理能力を要求するゲームを長時間プレイしても快適さが維持されるようです。
なお、メモリの容量はどちらも8GBで複数のアプリを使い分けながら利用するマルチタスキングの快適さに大きな違いはないようです。
Galaxy S23 | Galaxy S22 | |
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3DMark Wild Life Extreme (GPU) |
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Geekbench 5 (CPU) |
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AnTuTu | 1,230,000前後 | 881,428前後 |
電池持ちとバッテリー容量
バッテリー容量と消費電力で決まるスマートフォンの電池持ち。
バッテリー容量はGalaxy S22の3700mAhからGalaxy S23は3900mAhまで増量されています。
Snapdragon 8 Gen2 for Galaxyチップの消費電力に関しては“Galaxyスマートフォン史上最もパワフルで効率的”とアピールされています。
結果的にウェブ閲覧時の電池持ちはGalaxy S22の14時間から20時間に向上、動画再生は19時間から22時間、音楽再生は54時間から71時間まで改善されました。
発売後に公開された海外メディアレビューでも電池持ちは高く評価されています。
SamMobileはWi-Fi接続時であれば翌日の朝まで、4Gまたは5G接続時では当日の夜遅くまで使用できると評価し、Android Policeは1日中使用できた日も含めて平均で7〜8時間の画面オンを記録し、11時間以上の画面オンを記録したこともあるとして電池持ちはかなり優れているとレポートしています。
The Vergeも常時表示ディスプレイをオンに設定してWi-Fiを使用しない時間が長い日ーーつまり消費電力が高い日でも就寝前の電池残量は50%程度と報告するなど、電池持ちに不満が聞かれた、Galaxy S22|S21から大きく改善しているようです。
安定した高速通信のWi-Fi 6E
Galaxy S23はWi-Fi 6Eに対応しています。
Wi-Fi 6対応のGalaxy S22は2.4GHzと5GHz帯を利用したWi-Fiによるデータ通信が可能ですが、Galaxy S23は新たな6GHz帯でも通信できます。
6GHz帯は登場したばかりで電波干渉の影響を受けづらく、1チャンネルの周波数幅が広いことから混雑しにくいこともあって安定した高速通信が期待できます。
なお、Wi-Fi 6Eを利用するには対応のルーターが必要になります。
まとめ:Galaxy S23に買い替えるべき?
Galaxy S23は特別な最適化によって“世界最速のSnapdragon”を実現したチップセットが搭載されたので、単純なパフォーマンスに困ることはないでしょう。なお、発熱によるパフォーマンスの低下については平均的と評価されています。
Galaxy S22では評価の低かった電池持ちについてはバッテリー容量の増加と消費電力の低下、AIによる電力管理によって大幅に向上。
カメラは暗い場所での撮影が改善され、フロントカメラの画質もアップしました。画面の明るさが改善されたことで、日差しが強すぎてディスプレイが見づらいことで抱えるストレスを小さくなります。
それでも多くのお金を払ってGalaxy S22からS23に買い換える必要はないと思いますが、販売価格やキャンペーンによってはGalaxy S22を下取りに出して買い換える選択もありでしょう。新しい端末と共に1世代分と1年分多いアップデートも得られます。
Galaxy S22との比較では大きな変化はないものの、S21以前の機種から買い替える場合は性能面やカメラに大きな違いを感じられるはずです。ただし、S20以前の機種から買い替える場合、S23はmicroSDカードをサポートしていないので注意しましょう。
- いつでもカエドキプログラムの負担金は、24回払いで購入後、23ヶ月目までの特典利用の申し込みと機種返却が条件です。
- スマホトクするプログラムの負担金は、24回払いで購入後、13カ月目~25カ月目までの特典利用の申し込みと機種返却が条件です。
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