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Android 15、Google Pixelに配信開始。便利な新機能を7つ厳選

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Yusuke Sakakura公開日:2024/10/16 1:10
Android 15、Google Pixelに配信開始。便利な新機能を7つ厳選

日本時間10月15日、Googleが最新のソフトウェアアップデート「Android 15」を正式リリースしました。

Android 15の対応機種は、2021年10月に発売されたPixel 6、Pixel 6 Pro以降のモデルです。

Pixel 6シリーズについては、OSアップデートの保証期間が発売から3年間のため、今回が最後のメジャーアップデートになります。

Android 15の新機能と変更点については別記事でまとめています。この記事では、時間がない人のためにチェックしておくべき新機能と変更点を7個紹介します。

目次

見られたくないアプリを完全に隠す「プライベートスペース」

スマホを子供や家族、友だちなど誰かにスマートフォンを渡すことがある人も多いと思いますが、仕事で利用しているアプリや銀行系のアプリなど、触られると困ることもあると思います。

そんなときにAndroid 15の新機能「プライベートスペース」を利用すると、見られたくないアプリを通常のスペースから隔離して隠すことができます。

プライベートスペースに隔離したアプリは、すべてのアプリが表示されるドロワーから消え、通知も表示されず、権限マネージャーやプライバシーダッシュボードを含む設定画面にも表示されません。

プライベートスペースには、パスコードや生体認証を利用してドロワーからアクセス可能。隠すこともできる
プライベートスペースには、パスコードや生体認証を利用してドロワーからアクセス可能。隠すこともできる

1台で2つのLINEを利用できる、裏アカ運用が捗る

X(旧Twitter)やInstagramといったアプリは複数アカウントで利用できますが、LINEや多くのゲームなど、1つのアカウントに制限しているアプリも多く存在しています。

ただ、プライベートスペースを利用することで、通常のスペースとは別の完全に隔離されたスペースを作成できるため、1つのアプリを2つの異なる環境で使用できます。

これにより、LINEやゲームアプリでも実質的に複数アカウントを利用できるようになります。

通常はできないLINEを複数アカウントで利用する様子
通常はできないLINEを複数アカウントで利用する様子

誤って前の画面に戻ってしまう問題を改善

当初、Androidでは、1つ前の画面に戻れる「戻る」ボタンを含む3ボタン操作が主流でしたが、画面をより広く使えるジェスチャー操作を採用する機種が増えています。

ジェスチャー操作では、画面の端から中央に向かってスワイプすると前の画面に戻ることができますが、現在表示されている画面が最初のページで前ページが存在しない場合は意図せずアプリが終了してしまうことがあり、ストレスにつながっていました。

Android 15では、予測型戻るアニメーションの正式導入によって1つ前の画面をチラ見して、アプリが終了するのか1つ前の画面に戻るのかを確認できるようになります。

Android 15では、1つ前の画面をチラ見できる
Android 15では、1つ前の画面をチラ見できる

折りたたみスマホの強化

Android 15では、折りたたみスマホを含む大画面デバイスの機能が強化されます。

SamsungのGalaxy Zシリーズなど、Androidパートナーが販売する折りたたみスマホには、すでに搭載されていた機能も多くありますが、OSに標準搭載されることでメーカーの開発負担が軽減されるほか、Google Pixel Foldシリーズでも優れた機能を利用できます。

なお、Google Pixel 9 Pro Foldには、すでに提供されています。

アプリペアの保存

タブレットや折りたたみスマホの大型ディスプレイは、画面を広く使って動画を見たり、ゲームをプレイするだけでなく、画面を分割して2つ以上のアプリを同時に起動できることも大きなメリットの1つです。

例えば、Googleカレンダーで予定を確認しながら、Gmailに届いたイベントの案内を登録したり、Chromeでスタッツを確認しながらDAZNでスポーツを楽しむことができます。

こういったよく使うアプリの組み合わせは、Android 14までは保存することができず、毎回時間をかけて2つのアプリを起動する必要がありましたが、Android 15では、アプリペアとして保存することで、ホーム画面やタスクバーからすぐに起動することができます。

タスクバーの常時表示

Android 14までは、画面をより広く使えるようにタスクバーが自動で隠れるようになっていましたが、Android 15では、常時表示するオプションが追加されました。

常時表示オプションはタスクバーに追加されるスプリットバーを長押しすることでオンにできます。

タスクバーの常時表示オプション
タスクバーの常時表示オプション

折りたたみの動作管理

これまでのAndroidでは、本体内側のディスプレイで読書中に本体を閉じると、外側のディスプレイに引き継いで読書を継続することもできましたが、ほとんどのアプリにおいて本体を閉じるとそのままスリープして画面ロックがかかっていました。

こういった本体を折りたたむときの動作はOSとアプリに依存していましたが、Android 15では「折りたたみ時もアプリの使用を継続」のオプションが追加されたことで、利用者が動作を管理することができます。

選べるオプションは、本体を閉じると外側ディスプレイが常に点灯する「常時」、本体を閉じて上にスワイプするとアプリの使用を継続、何もしないで数秒待機すると画面がロックする「上にスワイプして継続」、常にロックする「継続しない」の3つです。

折りたたみの動作管理
折りたたみの動作管理

かこって検索を「アクションキー」から起動する

画面を丸で囲ったり、なぞるだけで検索ができる「かこって検索」をアクションキーから利用できるようになりました。

これまではナビゲーションバーやホームボタンを長押ししていましたが、Pixel FoldやPixel Tabletでは、タスクバーの1番左に表示されるアクションキーから起動できます。

かこって検索をアクションキーから起動
かこって検索をアクションキーから起動
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