日本時間の10月5日午前1時から開催されるGoogleのイベントでは、「Pixel 2」や新型「Google Home」、Google Homeの日本発売の正式発表などが噂されているが、Appleが提供するMFiのような認証プログラム「Made for Google」も発表する可能性もあるようだ。
認証プログラム「Made for Google」が発表間近?
9to5Googleが複数の信頼できる情報源から得た情報としてGoogleが認証プログラム「Made for Google」の提供を計画していると伝えた。このプログラムはすぐにでも発表されるよう準備されているとも伝えている。
Made for GoogleはAppleが提供してる「MFi」のようなサードパーティ製アクセサリの認証プログラムとなるようだ。
Apple製品を利用したことのある人であれば一度は「MFi」の文字やステッカーを目にしたことがあるかもしれない。MFiの総称は「Made for iPhone/iPad/iPod」で、Appleが定める規格に適合し、検証ツールなどを使って認証されたサードパーティ製のアクセサリであることを示している。
おそらく、iPhoneの充電ケーブルを購入する場合、品質よりも低価格なものを選んでいる人がほとんどだろう。ただし、粗悪な製品ではiPhoneの充電に時間がかかったり、最悪の場合ケーブルが燃えてiPhoneのバッテリーに引火し、爆発して所有者が大怪我を負う可能性もある。
膨大にあるアクセサリから安全な製品を見つけるのは非常に困難だが、Androidスマートフォンやタブレットで利用するUSBケーブルはまさにこの状態。この状態を解消するためにAppleはMFiを提供している。膨大なアクセサリにもパッケージにMFiのステッカーがあれば一目で安全な商品だと判断できるというわけだ。
今から2年前の2015年、GoogleがUSB Type-Cを搭載したスマートフォンとノートPCを発売した。多くのアクセサリメーカーがUSB-Cケーブルの取り扱いを始めたが、GoogleのエンジニアがAmazonで販売されているUSB-Cケーブルの品質調査を行ったところ、14製品中規格に準拠していたのはたったの3件、なかにはUSBポートを破壊するものまで発見されるなど散々な状況だった。
Googleもこういった状況を解消しようとしているのかもしれない。また、「Made by Google」として展開するGoogleデバイスの対応アクセサリを充実させる狙いもあるはずだ。
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