Samsungの最新折りたたみスマートフォンが発表されたGalaxy Unpackedが終わり、次のビッグイベントはGoogleが8月14日午前2時から開催するMade by Googleです。
同イベントでは、Googleの最新スマートフォンPixel 9シリーズの発表が確実視されており、Galaxy Z Fold6に対抗する折りたたみスマートフォンを含む4機種の登場が噂されています。
信頼性の高い情報を厳選して記事にまとめたように(1,2)、すでに多くのことが明らかになっていますが、これまで情報が少なかった価格について、フランスでの販売価格・容量・カラーがリークされています。
日本では昨年大幅な値上げ済み
Dealabsによると、最も手ごろなPixel 9の価格は799ユーロから899ユーロに大幅に値上げされるとのこと。
昨年発売されたPixel 8の日本価格が112,900円で、1ユーロ141.3円に設定されていたことから、この為替設定を適用してPixel 9の販売価格を計算すると約127,000円で、そこそこの値上げになります。
また、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro Foldの最低価格は前モデルと変わらないと伝えています。
以下の表はDealabsが伝えるフランス価格と、Pixel 8シリーズの為替レートをもとに日本での販売価格を予想したものです。
フランス価格 | 日本価格(予想) | カラー | |
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Pixel 9 |
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ObsidianPorcelainMojitoCosmo |
Pixel 9 Pro |
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ObsidianPorcelainHazelPink |
Pixel 9 Pro XL |
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ObsidianPorcelainHazelPink |
Pixel 9 Pro Fold |
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ObsidianPorcelain |
日本市場優遇も止まらない円安
もちろん、フランスでの値上げがそのまま日本にも適用されるかと言えば、そうとも言えません。
1つはGoogleが日本市場を優遇する価格設定を行なっていること。
例えば、為替が1ドル154円程度の時期に発売されたにも関わらず、Pixel 8aの日本価格は1ドル132.2円(税抜で算出)に設定されていました。
Pixel 9も日本市場を優遇した価格設定になる可能性があります。
もう1つは昨年発売されたPixel 8シリーズで、すでに大幅に値上げされていること。
Googleは今年5月に発売したPixel 8aでは日本市場を優遇しながらも、昨年秋に発売されたPixel 8は82,500円→112,900円、Pixel 8 Proは12,4300円→159,900円といった大幅な値上げを行なっており、2年連続での大幅な値上げになるでしょうか。
円安の状況を考えれば値上げそのものは妥当です。
Pixel 8が発売された昨年10月時点の為替は1ドル150円ほどでしたが、記事執筆時点で159円とさらに円安が進んでおり、Pixel 8 / 8 Proの為替レートが1ドル145円だったことを考えると、値上げ自体はまったく不思議ではなく、価格をキープした時点で嬉しいサプライズと言って良いでしょう。
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