- Pixel 9シリーズは、2機種から4機種に拡大する予定です。
- 注目の新機種はPixel 9 ProとPixel 9 Pro Foldです。
- Google Tensor G4チップが搭載され、性能や電力効率が向上します。
日本時間2024年8月14日に正式発表されるGoogle Pixel 9シリーズ。
コンパクトな「Pixel 9」、トリプルカメラなどPro機能をコンパクトボディに凝縮した「Pixel 9 Pro」、Pro機能を大画面で堪能できる「Pixel 9 Pro XL」、折りたたみスマートフォンの「Pixel 9 Pro Fold」の4機種ラインナップで登場します。
この記事では、Pixel 9がいつ発売されるのか、発表日や発売日、価格など気になる最新情報をまとめています。正式発表まで随時アップデートします。
なお、他3機種と特徴が大きく異なるPixel 9 Pro Foldについては別記事で詳細をまとめています。
目次
- 1分でわかるPixel 9の噂
- 新ラインナップ
- Pixel 9
- Pixel 9 Pro|Pixel 9 Pro XL
- Google Tensor G4
- Google AI
- マグネットを活用したワイヤレス充電「Qi2」に対応
- 便利な新機能に対応
- Pixel 9の発売日はいつ?発表日は?
- Pixel 9シリーズのスペックまとめ
1分でわかるPixel 9の噂
Pixel 9シリーズに関する膨大な情報を収集していますが、過去に実績があって信頼のおける人物や情報源のレポートなど、信ぴょう性の高いものを厳選してまとめています。
- 日本時間8月14日午前2時から発表イベントを開催
- ラインナップは2機種→4機種に拡大
- 待望のコンパクトなProモデルが登場!!
- 広角50MP+超広角48MPカメラを搭載
- Pro限定:48MPの望遠レンズを含めたトリプルカメラを搭載
- 電力効率と発熱管理が改善されたGoogle Tensor G4を搭載
- 衛星通信に対応
- 新しいGoogle AI「Pixelスクリーンショット」に対応
- Pro限定:メモリ容量が16GBに増量
- Pro限定:最も明るい2050ニトのディスプレイを搭載
新ラインナップ
これまでGoogle Pixelスマートフォンは、一部を除いて画面サイズの異なる2機種がラインナップされていましたが、今年はラインナップを一気に4機種に拡大します。
ラインナップに加わるのは、トリプルカメラや大容量メモリ、プレミアム感のある素材と仕上げを採用するProモデルのコンパクト版「Pixel 9 Pro」と、折りたたみスマートフォン「Pixel 9 Pro Fold」の2機種。
これまでより優れたProの体験を得るには、高額で巨大な扱いづらいモデルを選ぶ必要があったので、Pixel 9 Proは待望の存在です。
- Pixel 9:コンパクトスタンダード
- Pixel 9 Pro:コンパクトハイエンド
- Pixel 9 Pro XL:ビッグハイエンド
- Pixel 9 Pro Fold:折りたたみスマホ
Pixel 9
Pixel 8の後継機として登場する「Pixel 9」は、ラインナップのなかで最も地味ながら、最も安く最も人気の高いモデルになることが予想されます。
画面サイズは片手でも操作しやすい6.3インチ。背面には新しいアイランド形状のカメラに、広角レンズと超広角レンズが搭載されます。
今年5月に発売されたエントリーモデルのPixel 8aと、どれぐらい差別化されるのか注目されるところ。価格の違いによってどちらを購入するのか頭を悩ませることになりそうです。
デザインと大きさ
Pixel 9はデザインが大幅に変更されます。
Pixel 6シリーズで導入されて以降、見た目が良くないと評価され続けてきたカメラバーがPixel Foldのようなアイランド型のカメラに変更されることが、流出した画像や実機写真、Googleが公開したティザー動画から判明しています110
背面のガラスはツヤのある光沢仕様で、フレームの仕上げは指紋が目立ちにくいサラサラなマット仕様です。
フレームは丸みのある形状からフラットに変化します。フラットなフレームは持ちやすさが悪化することもありますが、Pixel 9のフレームはエッジがわずかにカーブしているため、スタイリッシュながら握りやすい形状になると予想されます。
本体の大きさは152.8 x 71.9 x 8.5 mm。カメラの出っ張りを含めた厚さは12mmです。前作のPixel 8と比べると本体はわずかに大きくなります。
カラーバリエーションは、流出した壁紙からJade(緑)、Peony(赤系)、Obsidian、Porcelainの4色と予想されています。4
Pixel 9 | Pixel 8 | |
---|---|---|
高さ | 152.8mm | 150.5mm |
横幅 | 71.9mm | 70.8mm |
厚さ | 8.5mm | 8.9mm |
実機写真
ディスプレイ
ディスプレイは昨年初めてブランド化されたActuaディスプレイを搭載します。
Actuaディスプレイの特徴は画面輝度(明るさ)で、ピーク時の輝度は2000ニト以上であることから、よく晴れた日の直射日光下でも画面が見やすくなります。
Pixel 9シリーズでは、新しい有機EL材料セットを使用することで明るさがさらに向上し、HDR表示時の画面の明るさは28%向上して1800ニトに到達します。もちろん瞬間的な明るさを示すピーク輝度はそれ以上になります。
画面サイズは実機表示で6.24インチ、公称値は6.3インチで前作のPixel 8からわずかに大きくなります。12
カメラ
形が大きく変わるPixel 9のカメラは、広角レンズと超広角レンズで構成される2眼仕様。
超広角レンズは12メガピクセルから画素数が4倍の48メガピクセルに向上します。
画素数の大幅アップは被写体にカメラを近づけて撮影するマクロフォーカスの画質向上に貢献するはず。
また、複数の画素を1つに束ねることで、暗い環境で発生しがちなざらつき(ノイズ)を抑え、1画素あたりの光量を増やして明るく撮影できるピクセルビニングなどのソフトウェアによるカメラ補正にも対応すると予想されます。
Google AIを活用したカメラ機能では、編集マジックを使って「ドラマティックなサンセットにして」と入力すると、空模様が一瞬で変わる新機能が追加されます。17
Pixel 9 Pro|Pixel 9 Pro XL
今年のProモデルは画面サイズの異なる2つのラインナップで登場します。
1つはPixel 9と同じ6.3インチのディスプレイとトリプルカメラ、快適なマルチタスキングや高性能なオンデバイスAIの動作が可能になる16GBの大容量メモリを搭載する「Pixel 9 Pro」、もう1つは6.8インチの巨大なスクリーンと大容量バッテリーを搭載する「Pixel 9 Pro XL」です。
デザインと大きさ
Pixel 9と同様にPixel 9 Pro / Pro XLもデザインが大幅に変更されます。
カメラバーはPixel Foldと似た形状のカメラアイランドに変更され、3つのレンズと温度センサーを搭載します。
フレームもスタイリッシュなフラット形状に変更。フラットすぎる形状は手に食い込むため、長時間握っていると手が疲れますが、実機写真からはエッジが丸くなることで確認でき、手に食い込まない形状になることが確認できます。5
フレームは指紋が目立つ光沢のポリッシュ仕上げで、ケースを使用しない場合はかなり指紋が目立つことになるでしょう。
流出した壁紙やプロモーション資料からカラーバリエーションがHazel、Rose、Obsidian、Porcelainの4色になることが確認されています。413
本体の大きさはPixel 9 Proが152.8 x 71.9 x 8.5 mm、Pixel 9 Pro XLは162.7 x 76.6 x 8.5 mmです。
Pixel 9 Pro | Pixel 9 Pro XL | |
---|---|---|
高さ | 152.8mm | 162.7mm |
横幅 | 71.9mm | 76.6mm |
厚さ | 8.5-12.0mm | 8.5-12.0mm |
実機写真
ディスプレイ
PrPixel 9 Pro / Pro XLには、Pixel 9よりもさらに明るいSuper Actuaディスプレイが搭載されます。
1秒間における画面の更新回数を表し、回数が多いほど、なめらかな映像表示に繋がるリフレッシュレートは、必要に応じて1Hzから120Hzまで(1秒間に1回から120回)変化するアダプティブ仕様で、消費電力を抑えながらなめらかに動作します。
Pixel 9 Proの画面サイズは実機表示で6.34インチ、公称値は6.3インチ。Pixel 9 Pro XLの画面サイズは実機表示で6.73インチ、公称値は6.8インチになります。1
Proモデルには、Pixel 9に比べてやや狭いベゼルが採用されます。
カメラ
Pixel 9 Pro / Pro XLには、Pixel 9と同様に50メガピクセルの広角レンズと48メガピクセルの超広角レンズが搭載されます。
Proモデル限定の望遠レンズも搭載され、光学5倍ズームとより遠くの被写体を撮影できる超解像ズームによって遠くの被写体もくっきり撮影できます。
これまでは望遠レンズのためだけに、高額で片手で操作するにはあまりにも大きなProモデルを購入していた人は多いと思いますが、今年はようやくその必要がなくなります。
動画では同時に記録した複数のフレームを合成したり、ズーム時に失われるディテールをAIで補正し、ノイズも低減することで遠くの被写体もくっきり撮影できる超解像ズームが動画にも対応します。18
カメラについては、AIを活用した新たな機能として写真を合成することでカメラマン役も同じ画角に入って集合写真を撮れる「Add Me」が追加されます。また、昨年発表されながらまだ提供されていないズームする際に失われる解像感をAIで補正する「ズームエンハンス」の追加にも期待されます。14
Google Tensor G4
Pixel 9シリーズには、最新チップのGoogle Tensor G4が搭載される見込みです。
新しいSamsungの4nmプロセスとパッケージング技術によって電力効率と発熱管理の改善が噂されています。電池持ちの向上やハイスペックゲームを長時間快適にプレイできる可能性があります。6
Google Tensor G4の構成は、プライムコアx1、パフォーマンスコアx3、高効率コアx4構成に変更されます。2
各コアのクロック周波数はわずかな向上に留めてコアを1つ減らす設計変更になりますが、変更の意図は消費電力と発熱の改善でしょう。
なお、プライムコアは前世代と比較してピーク性能が15%向上、電力効率が40%改善。パフォーマンスコアは電力効率が20%向上。高効率コアは前世代と比較して最大8%の性能向上と電力効率が最大22%改善されるようです。
AnTuTuベンチマーク(V10)は、Pixel 8シリーズが70-80万台だったのに対して、Pixel 9シリーズはいずれも100万台を超えています。それでも100万台後半を記録するSnapdragon 8 Gen 3には遠く及ばないものの、着実に性能は向上しています。
Google Tensorシリーズ最大の問題はモデムです。
Pixel 6シリーズ以降、Google Pixelスマートフォンにおいて通信関連の不具合が多発していますが、この原因はサムスン製のモデムにあるとされています。
Google Tensorには、Exynos Modem 5123が搭載され、Tensor G2/G3でExynos Modem 5300にアップデート。Tensor G4ではさらにExynos Modem 5400にアップグレードされる予定です。
Exynos Modem 5400はスマートフォンと衛星を直接繋げる衛星通信をサポートするモデムで、Androidが近いうちに衛星通信に対応することもわかっています。78
おそらくPixel 9シリーズがAndroidで初めて衛星通信に対応する機種になるでしょう。
なお、消費電力についても最大50%も改善される見込みです。20
Google AI
今年も期待されるのがGoogle AIの進化です。
前作のPixel 8シリーズでは、編集マジックや音声消しゴムマジック、ベストテイクといったAIを活用した機能に対応。オンデバイスAIのGemini Nanoにも対応しました。
Google AIはGoogle Pixelの中心的な存在であることからPixel 9シリーズでもGoogle AIの大幅な進化が期待できます。
特に期待されるのがオンデバイスAIのGemini Nanoの進化です。
個人情報を含む写真や動画、音声、テキストなどのデータをAIに預けるには抵抗があるため、例えば音声通話をリアルタイムで翻訳するような機能においてはオンデバイスAIを活用する必要があります。
今後ますます高度な処理にも対応することが予想されるオンデバイスAIを高度化させるために必要なのがメモリです。
Pixel 9 Pro、Pixel 9 Pro XL、Pixel 9 Pro Foldでは、メモリの容量が12GBから16GBに増量されると噂されており、オンデバイスAIの進化を示唆している可能性があります。
Pixelスクリーンショット
新しいGoogle AIの目玉機能は「Pixelスクリーンショット」になるようです。13
これはMicrosoftの生成AI「Copilot+ PC」の新機能として発表されたRecallに酷似した機能で、保存したスクリーンショットをAIが自動で解析してAIに質問すると、答えを返してくれるものです。
例えば、メールやメッセージで家族や友だちへのプレゼントを考えていて、良いアイデアをスクショすると自動でAIが保存・解析します。
メッセージのやり取りが時間が経ってどんなアイデアが出たかわからなくなった時にAIに「テイラーへの贈り物には何を考えていたっけ?」と聞くと、スクショに含まれていた情報をAIが表示してくれます。
重大なプライバシーを含むこともあるスクショをAIが自動で解析することからプライバシーの懸念が発生します。
MicrosoftのRecallは自動でスクショを撮影する仕様が反発を呼んで提供を延期しましたが、Pixelスクリーンショットは利用者自らが撮影したスクショだけを解析します。機能は利用者が有効にするまで動作しない可能性もあります。
Studio
テキストコミュニケーションをリッチかつスムーズにするスタンプを生成できる「Studio」が追加されます。13
すでにGoogleが提供するキーボードアプリには、選択した複数の絵文字を合成する機能が搭載されていますが、Studioはより高機能なAIを活用した画像生成になる可能性があります。
音声通話の録音・書き起こし機能「Call Notes」
音声通話を録音し、内容を書き起こしする新機能「Call Notes」に対応する可能性があります。19
音声通話の文字起こしはAppleもiOS 18にて提供する見込み。音声通話の録音等は法律によって規制されている場合がありますが、Appleが日本でも対応予定と案内されていることからGoogleも同様に提供できるはず。
文字が絡む機能には言語問題が影響します。特に日本語対応は後回しされる傾向がありますが、Google Pixelのレコーダーアプリがすでにリアルタイムな文字起こしに対応していることを考えると言語問題の心配もなさそう。
ただし、日本語に対応していないオンデバイスAIのGemini Nanoで提供される場合は、日本で利用できない可能性があります。
セーフティ機能
流出したプロモーション資料からセーフティ機能として火災や洪水などの緊急事態を知らせる「クライシスアラート」と、詐欺やフィッシング、マルウェアによる被害から保護する機能の追加が確認されています。13
後者のセーフティ機能は、おそらくGoogle I/O 2024で発表されたもので、例えば、詐欺と予想される会話のパターンを検知すると、通話中にリアルタイムでアラートを表示します。
アラートの表示例としては銀行の担当者が緊急の振り込みを求めたり、ギフトカードの支払いを求めたり、カードの暗証番号やパスワードのような個人情報を聞き出そうとしている場合などが説明されていました。
バッテリー容量と充電速度
台湾の認証機関が公開した資料からバッテリー容量と充電速度が確認されています。15
バッテリー容量 | 充電出力 | |
---|---|---|
Pixel 9 | 4,558mAh | 24.12W |
Pixel 9 Pro | 4,558mAh | 25.20W |
Pixel 9 Pro XL | 4,942mAh | 32.67W |
Pixel 8 | 4,485mAh | 27W |
Pixel 8 Pro | 4,950mAh | 30W |
また、Google純正の充電器についても情報が公開されていて、現在販売されている30W充電器よりも高出力な45W充電器が発売されるようです。
マグネットを活用したワイヤレス充電「Qi2」
昨年、GoogleがPixel 8シリーズを発売した直後に、GoogleのLiyu Yangがワイヤレス充電の国際標準化団体WPCの新しい理事会メンバーに名を連ねたことから、Pixelスマートフォンが将来的に最新のワイヤレス充電規格「Qi2」への対応が確実視されています。
Qi2対応のスマートフォンでは、マグネットを活用することで常に正しい位置でパッドと接続し、高い充電効率を維持したまま充電が可能になります。
Google Pixelスマートフォンは、これまで最大10Wのワイヤレス充電をサポートしていましたが、Qi2に対応することで最大15W出力まで高出力化する可能性があります。
また、iPhoneのようにマグネットを活用したワイヤレス充電のモバイルバッテリーやスマホリング、充電スタンドといったアクセサリも利用可能になるはずです。
Qi2に対応すれば、Google純正のワイヤレス充電器「Pixel Stand」もアップデートされる可能性があります。1台でPixelスマホ、Pixel Watch、Pixel Budsを同時充電できる新型モデルにも期待したいところです。
早ければPixel 9シリーズで対応することになりますが、発売間近の現時点でも明らかになっていないことから対応が見送りになった可能性があります。
便利な新機能に対応
Googleは環境やその時の状況に合わせた調整機能に、アダプティブの名前をつけて提供しています。Pixel 9シリーズでは、複数の新しいアダプティブ機能の追加が噂されています。
お風呂場でもタッチ操作できる?「アダプティブタッチ」
ベータ版のAndroid 14から新たなアダプティブ機能「アダプティブタッチ」が発見されました。3
アダプティブタッチは、環境やアクティビティ、保護ガラス/保護シートなどの使用状況に合わせてタッチ感度を自動調整する機能です。
詳細は不明ですが、濡れた指や画面に付着している水滴に応じてタッチパネルの調整を行うことが予想されます。
OnePlus 12では画面や指が濡れた状態でも操作できる機能を「アクアタッチ」として提供していますが、同様の機能がPixel 9シリーズに提供されるようです。
アダプティブタイムアウト
ベータ版のAndroid 15からは近接センサーを使用して近くに顔などがない時に、スマホを見ていない・使っていないと判断して画面を自動消灯する機能が発見されました。
すでに画面を見ている間、画面を消灯しない「スクリーンアテンション」に対応していますが、アダプティブタイムアウトは早期に画面を消灯することで電池持ちの節約に繋げる機能です。
アダプティブバイブレーション
何かに接触した状態でスマホのバイブレーションが動作すると、音でびっくりする時もありますが、そんな時に役立つアダプティブバイブレーションの追加が噂されています。
マイクやその他センサーを活用して、スマホがソファの上にある時は振動を強く、机の上にある時は振動を弱める機能がベータ版のAndroid 15で一時的に確認されています(ベータ3で削除)
アダプティブサーマル
ベータ版のAndroid 15から発見されたスマホ熱中症に役立つ新機能「アダプティブサーマル」にも対応する可能性があります。
ゲームを長時間プレイするなど負荷をかけ続けるとスマホが高温になり、チップの性能を落としたり各種機能を制限して熱を冷まそうとしますが、これまではどのタイミングでスマホ熱中症になっているのか、どういった制限がかかっているのか、制限を解除するにはどうすればいいのかをネットで検索する必要がありました。
アダプティブサーマルでは、バッテリー温度が49°Cに到達すると、制限内容と制限を解除するために有効な方法を案内。
熱が下がらずバッテリー温度が52°Cに到達すると緊急モードに移行してより厳しい制限をかけます。そのまま55°Cに到達すると30秒のカウントダウン後に強制シャットダウンして熱からスマホを保護します。
Pixel 9の発売日はいつ?発表日は?
#MadebyGoogle #Pixel9 pic.twitter.com/MamyIy651P
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) June 25, 2024
Googleが8月14日午前2時から新製品発表イベントMade by Googleの開催を正式発表しました。
イベントの特設ページでは、Pixel 9のティザー動画が公開されており、同イベントで発表されることは間違いないようです。
Made by Googleの開催時期は例年10月でしたが、今年は2か月も時期を早めてiPhoneよりも前に発表されることになります。
過去の傾向からすると発売日は1週間後の木曜日、つまり8月22日(木)と予想されます。発表間近の情報にでも同日になると報じられています。16
機種名 | 発表日 | 予約開始日 | 発売日 |
---|---|---|---|
Pixel|XL | 2016年10月5日(水) | 2016年10月5日(水) | 2016年10月21日(金) |
Pixel 2|2 XL | 2017年10月5日(木) | 2017年10月5日(木) | 2017年10月20日(金) |
Pixel 3|3 XL | 2018年10月10日(木) | 2018年10月10日(木) | 2018年11月1日(木) |
Pixel 3a|3a XL | 2019年5月8日(木) | 2019年5月8日(木) | 2019年5月17日(金) |
Pixel 4|4 XL | 2019年10月15日(火) | 2019年10月15日(火) | 2019年10月24日(木) |
Pixel 4a | 2020年8月3日(月) | 2020年8月14日(金) | 2020年8月20日(木) |
Pixel 4a 5G | 2020年10月1日(木) | 2020年10月1日(木) | 2020年10月15日(木) |
Pixel 5 | 2020年10月1日(木) | 2020年10月1日(木) | 2020年10月15日(木) |
Pixel 5a 5G | 2021年8月18日(水) | 2021年8月18日(水) | 2021年8月26日(木) |
Pixel 6|6 Pro | 2021年10月20日(水) | 2021年10月20日(水) | 2021年10月28日(木) |
Pixel 6a | 2022年5月11日(水) | 2022年7月21日(木) | 2022年7月28日(木) |
Pixel 7|7 Pro | 2022年10月6日(木) | 2022年10月6日(木) | 2022年10月13日(木) |
Pixel 7a | 2023年5月11日(木) | 2023年5月11日(木) | 2023年5月11日(木) |
Pixel 8 | 2023年10月4日(水) | 2023年10月5日(木) | 2023年10月12日(木) |
Pixel 9の価格
ほぼすべてのことが明らかにされているので、発表当日に最も注目されるのは価格でしょう。
米国価格から日本価格を予想
Google検索に掲載された情報によれば、米国価格はPixel 9 Proが999ドル、Pixel 9 Pro XLが1,199ドルになるようです。
Googleはリアルな為替レートではなく、独自のGoogleレートを用いて日本の販売価格を決定しています。過去に発売された機種のリアルレートとGoogleレートをまとめた表が以下です。
機種名 | リアルレート | Googleレート | 日本価格 | 米国価格 |
---|---|---|---|---|
Pixel 9 | 1ドル146.8円 |
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Pixel 9 Pro | 1ドル146.8円 |
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Pixel 9 Pro XL | 1ドル146.8円 |
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Pixel 9 Pro Fold | 1ドル146.8円 |
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Pixel 8a | 1ドル156.4円 |
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Pixel 8 | 1ドル149.3円 |
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Pixel 8 Pro | 1ドル149.3円 |
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Pixel Fold | 1ドル134.2円 |
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Pixel 7a | 1ドル134.2円 |
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Pixel 7 | 1ドル144.7円 |
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Pixel 7 Pro | 1ドル144.7円 |
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Pixel 6a | 1ドル130.3円 |
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Pixel 6 | 1ドル114.7円 |
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Pixel 6 Pro | 1ドル114.7円 |
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Pixel 5a(5G) | 1ドル110.7円 |
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日本市場でシェアを伸ばしたい思惑があったのか、Pixel 6a以降はリアルレートよりも低いGoogleレートが使用されていました。ただし、Pixel 8 / 8 Proでは、リアルレートにかなり寄せた形になっています。
円安によってリアルレートは一時1ドル160円まで進みましたが、発表直前では140円半ばに落ち着いているため、今年も同じ傾向になりそうです。
Pixel 8 ProのGoogleレートを用いて日本価格を予想すると、税込みでPixel 9 Proが約149,000円、Pixel 9 Pro XLが約191,800円と予想されます。
フランス価格から予想
フランスでは、Pixel 9の価格が799ユーロから899ユーロに値下げされるものの、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro Foldの販売価格は据え置きになるようです。17
昨年発売されたPixel 8の価格は1ユーロ141.3円のGoogleレートをもとに112,900円に設定されました。
同じGoogleレートを用いてPixel 9の販売価格を計算すると、約127,000円でそこそこ値上げされることになります。
同様の計算方法で日本価格を予想すると、Pixel 9 Proは159,900円、Pixel 9 Pro XLは174,300円、Pixel 9 Pro Foldは253,000円となります。
Pixel 9シリーズのスペックまとめ
Pixel 9 | Pixel 9 Pro | Pixel 9 Pro XL | |
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デザイン | |||
価格と容量 |
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素材 |
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サイズ |
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重さ | ?? g | ?? g | ?? g |
ディスプレイ |
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カメラ |
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フロントカメラ |
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写真機能 |
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動画機能 |
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チップセット |
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メモリ | 8GB | 16GB | 16GB |
バッテリー |
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ワイヤレス充電 |
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SIM |
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5G | Sub6 | ミリ波・Sub6 | ミリ波・Sub6 |
Wi-Fi |
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Bluetooth | 5.3 デュアルアンテナ | 5.3 デュアルアンテナ | 5.3 デュアルアンテナ |
FeliCa | ◯ | ◯ | ◯ |
防水・防じん | IP68 | IP68 | IP68 |
USB | 3.2 Gen 2 | 3.2 Gen 2 | 3.2 Gen 2 |
セキュリティ |
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センサー |
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位置情報 |
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アップデート保証 |
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同梱品 |
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