
手ごろな価格で人気を集めるPixel Aシリーズの最新モデル「Google Pixel 9a」の日本発売が正式発表されました。
Pixel 9aは、背面のカメラバーを廃止した新デザインを採用。Pixel史上最大のバッテリー、高速化された急速充電、IP68対応の防水・防じん性能、そして最新のGoogle Tensor G4チップを搭載するなど、大幅な進化を遂げた1台です。
日本での発売日は4月16日。価格はGoogleストアで128GBが79,900円、256GBが94,900円。なお、Pixel Aシリーズの256GBが日本で発売されるのは今回が初めて。
Googleストアでは、恒例の下取り増額キャンペーンによって、15,000円分のストアクレジットがもらえるほか、Pixel 6aなど対象スマホの下取り増額によって最大25,120円が払い戻しされます。
新デザインにシリーズ最大容量のバッテリーと新カメラ搭載
Pixel 9aは、Google Pixelシリーズの象徴だったカメラバーを廃止しました。
フレームは指紋が目立ちにくいマットメタルを継続しつつ、フラットな形状に変化したことにより、シンプルで洗練されたデザインに仕上がっています。
カラーバリエーションは、定番も個性的なカラーも選べるObsidian、Porcelain、Peony、Irisの4色です。




出っ張りがなくなったカメラは、子供やペットの動き、景色のダイナミックな撮影にも最適なデュアルカメラ構成です。
- 48メガピクセル広角カメラ
- 13メガピクセル超広角カメラ
8倍の超解像ズーム・マクロフォーカス(写真・動画)といった新しいカメラ機能にも対応。チップセットにGoogle Tensor G4を搭載することで、生成AIによる生成機能や編集機能も強化されています。
- 一緒に写る:三脚や周りに撮影を頼める人がいなくても、写真を複数枚撮影するとAIが自然に合成して集合写真を撮影
- オートフレーム:傾いてしまった写真を補正したり、見切れた部分をAIが生成する編集機能
- Pixelスタジオ:テキストから画像を生成できるAIアプリ
Google Tensor G4の性能については、Pixel 9シリーズ発表時に、Tensor G3に比べてウェブブラウジングが平均20%高速化、アプリの起動時間が17%短縮されたと案内されています。ただし、Pixel 9aとPixel 9のTensor G4については性能が異なる可能性があります。
バッテリー容量はPixel 9 Pro XLの5,060mAhよりも大容量の5,100mAhを搭載。Pixel 8aと比較して10%以上も増量されています。Googleによると通常の電池持ちは、上位モデルに比べて6時間も長い最大30時間です。
大容量バッテリーに合わせて充電性能も最大18Wから最大23Wに向上。残念ながらワイヤレス充電は7.5Wのままです。
ディスプレイはわずかに大きくなった6.3インチのActuaディスプレイを採用し、60-120Hzの可変リフレッシュレートに対応しました。屋外でも見やすく、なめらかなスクロールや映像表示が可能です。
まとめ:キャリア販売とおサイフケータイが強み
2025年春のスマートフォンには、5万円未満ながらハイエンド級の性能を誇る「POCO X7 Pro」、10万円を割りながらSnapdragon 8 Eliteとトリプルカメラを搭載する「POCO F7 Ultra」、個性的なデザインで人気の「Nothing Phone (3a)」、「Nothing Phone (3a) Pro」など、魅力的な選択肢が豊富にそろっています。
Pixel 9aは、7年間の長期アップデート保証やキャリア販売による端末購入サポートの利用、おサイフケータイ対応など、初めてのスマホとしても最適な1台となっています。
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