AirPods Pro 2とAirPods 4の充電ケースには、スピーカーが搭載されています。
このスピーカーで音楽を鳴らすことはできませんが、iPhoneの「探す」アプリを使って音を鳴らしてAirPodsの場所を確認することができます。これまでも音を鳴らすことはできましたが、音が鳴るのはAirPods本体のスピーカーだったため、音が小さく聞き取れないこともありました。充電ケースのスピーカーなら音が伝わりやすくクッションや枕の下にあっても気づくことができます。
スピーカーの機能はそれだけではなく、充電ケースをUSB-CやLightningケーブルに繋いだり、MagSafeなどワイヤレス充電パッドに置いて充電が始まったとき、AirPodsを充電ケースに収納して蓋を閉じるときも音が鳴ります。
この音が鳴る機能が邪魔だと感じる場合は、iPhone、iPad、Macの設定画面からオフにすることも可能です。
目次
充電ケースから音が鳴る「充電ケースのサウンドエフェクト」とは?
AirPods Pro 2およびAirPods 4の充電ケースから鳴る“チーン”や“ティティティティ…”といった音は「充電ケースのサウンドエフェクト」と呼ばれるものです。
AirPodsを充電するなど、充電ケースのスピーカーからチャイム音が鳴る条件はいくつか存在します。以下にまとめたタイミング以外でも音が鳴ることが確認されていて、音が鳴るすべてのパターンをAppleは公開していません。
- AirPodsの充電ケースを充電する
- iPhoneに接続後、AirPodsを充電ケースに収納する
- 充電ケースの充電残量が40%を下回ったとき
- 別のAirPodsを充電ケースに入れた時
充電ケースから鳴る音を消す方法
AirPods Pro 2およびAirPods 4のチャイム音をオフにする方法は以下のとおりです。
なお、充電ケースのサウンドエフェクトがグレーアウトして設定を変更できない場合は充電ケースのバッテリーを充電する必要があります。
ちなみに、チャイム音をオフにしてもiPhoneの「探す」アプリを操作して音を鳴らせば、充電ケースのスピーカーから音が鳴ってAirPodsの場所をすぐに特定できます。
iPhoneから充電ケースのチャイム音をオフにする
Macから充電ケースのチャイム音をオフにする
それでも音が消せないのはなぜ?
当記事のコメントでも報告があるとおり「充電ケースのサウンドエフェクト」をオフにしても音が消えないことがあります。
消えない音は10秒から15秒続く長い“Moving With You”という音で、自分の物ではないAirTagが一緒に移動している時にも鳴る音です。これはストーカーなどの迷惑な追跡行為を防止するための機能です。
AirTagと同様にAirPods Pro 2およぼAirPods 4の充電ケースも持ち主を離れてしばらく経つと音が鳴る機能に対応しているため、その音が鳴っている可能性があります。家族や友達などのiPhoneに反応していて誤作動を起こしているのかもしれません。
以下の動画で“Moving With You”の音を確認することができます。