AppleがAirPodsシリーズの新型モデルを準備しているようです。
BloombergのMark Gurmanは最も人気のあるエントリーモデルの新型AirPods(第4世代)が2024年に、高機能なAirPods Pro(第3世代)が2025年に、ヘッドフォン型のAirPods Maxも2024年に新型モデルが登場するとレポートしています。
2種類のAirPods 4を用意
Appleは2021年10月にAirPods(第3世代)を発売し、2022年9月にAirPods Pro(第2世代)を発売しました。
AirPods Pro(第2世代)は2023年9月に充電ケースをアップデートしてLightning端子をUSB-C端子に変更。5GHzに対応した改良版のH2チップを搭載することで、Apple Vision Proと組み合わせて使用するときにロスレスオーディオに対応していると伝えられています。
AirPods Maxは2020年12月に初代モデルが発表されて以来、一度もアップデートされていません。つまり、新型モデル発表の頃合いです。
未発表のApple製品について最も信頼できるMark Gurmanのレポートによると、Appleは2024年にAirPods (第2世代)とAirPods (第3世代)の販売を終了し上位モデルと下位モデルの2種類のAirPods (第4世代)を発売するようです。
AirPods (第4世代)は音質改善に加えてAirPods Pro (第2世代)をブレンドしたようなデザインを採用するとのこと。ただし、自分の耳にフィットするような交換可能なイヤーチップは採用されず、充電ケースにはUSB-C端子が搭載されると伝えています。
上位モデルは待望のノイズキャンセリングにも対応するようです。
イヤーチップを採用しないことを考えると、ノイズキャンセリングの性能は“最大2倍の雑音を消す”ことができるAirPods Pro (第2世代)にも劣ることが予想されますが、AirPods (第4世代)に交換可能なイヤーチップが搭載されないのは筆者にとっては朗報です。
AirPods Pro (第2世代)のシリコン製チップはそれほど快適ではなく、長時間利用する場合はプラスチックボディの方が快適だと感じます。スポーツやワークアウトなど激しい運動を伴う場合は耳から落ちることが多く、膨大なノイズを取り込むことになりますが、ノイズキャンセリングに対応するのであれば、長時間利用も可能で価格も手ごろで通勤や通学で利用することが多い人にとっては最高のAirPodsになるかもしれません。
Apple will differentiate the two options by including noise cancellation in the higher-end version. That model will also get an updated charging case that includes speakers for Find My alerts, matching the current AirPods Pro. Those alerts make it easier for users to find their case when it gets lost.
さらに、上位モデルの充電ケースにはスピーカーが搭載され、AirPodsを紛失したときに「探す」機能を利用して音を鳴らすことができるようです。音を鳴らすこと自体は現行のモデルでも可能ですが、音の出力先がAirPods本体から充電ケースのスピーカーに変わることで、音量が大きくなって見つけやすくなります。
レポートどおりであれば約4年ぶりのアップデートになるヘッドフォン型のAirPods MaxはLightning端子をUSB-C端子に変更され、新色が用意されるようです。ただし、ビッグアップデートにはならないとのことで最新のHチップを搭載し、適応型オーディオや会話感知といったAirPods Proで利用できる機能に対応することが予想されます。
2025年には新しいデザインに新しいH2チップを搭載したAirPods Pro (第3世代)が登場するとレポートされています。
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