ファーウェイがGoogleのライセンスが切れたあとも発売済みのスマートフォンに対して「今後もこれまで同様にセキュリティおよびソフトウェア・アップデートを提供していくつもり」とTwitterでコメントした。
「今後もソフトウェアアップデートを継続する」
Huawei Centralによるとファーウェイは「オープンソースコミュニティの力と独自の優れた研究開発能力によってソフトウェア・アップデートやサービスを継続する」ともコメントしたそうだ。アプリのアップデートについてはGoogle Playが搭載されているスマートフォンでは同ストアでアップデート可能としている。
Hi there, thank you for your message. There is no impact on existing devices. We will continue to share security and software updates to our devices, as we always have. If you have any questions, please let us know via DM.
— Huawei Mobile (@HuaweiMobile) August 17, 2020
昨年、米商務省がファーウェイに対して禁輸措置を行ったことで同社が発売するAndroidデバイスにGoogle関連のアプリやAPIが含まれているGoogleモバイルサービス(GMS)を搭載することができなくなった。
2019年5月16日以前に発売されたファーウェイのAndroidデバイスについては都度更新される一時的なライセンスによってソフトウェアアップデートが提供されている。ただし、米商務省が「おそらくこれが最後(の更新)」と話したとおり8月13日をもってライセンスが更新されず期限が切れたことからソフトウェアアップデートが不可能になると報じた。
Googleは一時的なライセンスによってファーウェイ製のAndroidデバイスに対してセキュリティアップデートやGoogleのアプリやサービスのアップデートが提供できているとコメントしたが、ファーウェイの今回の発表はGoogleのコメントに沿わないものになっている。
今後、出てくるであろう米商務省の見解にも注目が集まる。
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