iOS 8.1.1が公開されたばかりですが、次のメジャーアップデートとなるiOS 8.2のベータ版が開発者向けに公開されました。また、Apple Watch向けのアプリ開発が可能となる「Watch Kit」も提供されています。
ついに、「Watch Kit」が公開。Apple Watch向けのアプリ開発が可能に
アップルが開発者向けに公開したのは、「iOS 8.2 beta」とアプリの開発環境である「Xcode 6.2 beta with WatchKit」
Xcodeに含まれるWatch Kitは、今年9月に発表されたアップルが初めて開発を手がけるウェアラブル端末「Apple Watch」向けのアプリを開発するための開発キットとなっており、Watch Kitを利用することで、天気予報や株価などの最新情報を通知する「グランス」やプッシュ通知をApple Watchに通知する「アクション通知」を利用することができます。Health Kitとの連携によって、心拍センサーや加速度センサーから読み取った身体情報をWatch Kitに通知するといったことも可能になるかもしれません。
iPhoneアプリは既にそれぞれの分野のイスが埋まっていて、成功を収めるのはかなり厳しくなっていますが、Apple Watchアプリはまだゼロなのでこれを機にアプリの開発にチャレンジするのも良いんじゃないでしょうか。
ウェアラブル向けのアプリということで、これまでiPhoneを取り出しづらい場面で活躍するようなアプリはすぐに人気が出そうな気がします。特に今年発売されたiPhone 6とiPhone 6 Plusは画面が大きくなってポケットから取り出しづらい場面が増えてきていますしね。
また、海外からはスマホゾンビと表現されている「歩きスマホ」を解消するアプリなんかも人気が出そうですよね。個人的にはスマートフォンを取り出すことなくスムーズに電車の乗り換えができるアプリが欲しいところです。
Watch Kitのプログラミングガイドやフレームワークのリファレンスは以下のリンク先からダウンロードが可能です。iOS 8.2のアップデート配信時期は、2015年春ごろに?
ちなみに、Apple Watchの発売日は2015年初頭と発表されましたが、もう少し後の2015年春になるとも噂されています。Watch KitとiOS 8.2 betaが同じタイミングでリリースされたことを考えると、Apple Watchと同じ時期にiOS 8.2がリリースされそうな気がします。
となると、2015年春までメジャーアップデートはこないのかもしれませんね。
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