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iPhone 11、目玉機能の双方向ワイヤレス充電は見送りか。AirPowerに続いて品質確保できず?

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Yusuke Sakakura公開日:2019/09/10 9:14
iPhone 11、目玉機能の双方向ワイヤレス充電は見送りか。AirPowerに続いて品質確保できず?

Appleが今夜開催するスペシャルイベントでの発表が確実視されている「iPhone 11」シリーズ

背面のAppleロゴに「AirPods」や「Apple Watch」を置くと、iPhoneのバッテリーでワイヤレス充電が可能な新機能が搭載されると報じられていたが、直前になって搭載見送りになる可能性が報じられた。

Apple Pencilの対応はなし

Appleの未発表製品に関して確度の高い情報を伝えるアナリストMing-Chi Kuoの最新レポートによると、充電効率がAppleの基準を満たしていないことから前述した双方向のワイヤレス充電機能の搭載が見送りになる可能性があるとのこと。

Appleは2018年発売予定としていたワイヤレス充電器「AirPower」についても“Appleが求める高い製品基準を満たすことができなかった”として今年3月に開発の中止を発表。立て続けにワイヤレス充電関連で問題が起きたことになる。

個人的に双方向のワイヤレス充電は楽しみしていた機能の1つ。Apple Watchは専用の充電器が必要で旅行の時には荷物が嵩張り、携帯するのを忘れてしまったことも何回かある。iPhoneで充電ができればそういった悩みを解決できたが、搭載見送りとなれば残念だ。

このほかにもKuoは、iPhone 11シリーズは「Apple Pencil」をサポートしていないことや高速充電が可能な18Wの電源アダプタとUSB-C – Lightningケーブルが同梱されるのは上位モデルの「iPhone 11 Pro」と「iPhone 11 Pro Max」の2機種のみで、iPhone XRの後継機となる「iPhone 11」には引き続き5Wの電源アダプタが同梱されること、すべてのモデルに新色が用意されること、「UWB」(Ultra Wide Band)に対応すると伝えた。

なお、近距離の高速通信技術UWBは、GPSでは実現が難しい屋内での高精度のリアルタイム位置測定を可能にする。「iOS 13」の内部ビルドからAppleが紛失防止タグ(仮称:Apple Tag)を開発中であることが明らかになっており、UWBによって誤差10cmの精度で位置情報を取得できると予想されている。

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