2017年発売のiPhone Xで初めて採用された凹型のディスプレイ。TrueDepthカメラやスピーカーが配置されているエリアはノッチと呼ばれていて毎年小型化や廃止が噂されているが、先週発売されたiPhone 11シリーズでも実現しなかった。
来年はデザインの大幅変更が報じられているが、それに合わせてノッチも廃止になるかもしれない。
ベゼル上部にカメラやスピーカーを搭載?
実績のあるリーカーBen Geskinが2020年に発売されるiPhoneの1つとして6.7インチモデルのプロトタイプ画像を公開した。
現行のiPhoneでは、ノッチに顔認証「Face ID」を実現するTrueDepthカメラやスピーカーなどが配置されているため実現は難しそうだが、ベゼル上部に光センサーや近接センサー、投光イルミネーター、赤外線カメラ、ドットプロジェクタ、フロントカメラから構成されるTrueDepthカメラを埋め込むことを検討しているようだ。
Exclusive: One of the 2020 iPhone prototypes has 6.7-inch display with Face ID and TrueDepth camera system housed in the top bezel. pic.twitter.com/sAJE7J12ty
— Ben Geskin (@BenGeskin) September 26, 2019
iPhone 12シリーズは全3機種ラインナップと噂されているが、他の2機種でもノッチが廃止されるかは不明。
また、以前から噂されている画面埋め込み型の指紋認証「Touch ID」については言及されていない。
Appleは発売したばかりのiPhone 11シリーズでFace IDを利用時に顔を認識できる角度が広がったと説明しているが、依然として机に置いたまま画面ロックを解除することはできない。マスクを利用しているとFace IDを利用できないことから、個人的には画面埋め込み型のTouch IDへの移行または両方の搭載を検討して欲しいと思っている。
なお、2020年発売のiPhoneはおそらく開発の初期段階にあることからプロトタイプどおりに発売されるかはわからない。