Appleが今夜開催するオンラインイベント『Hi, Speed』で発表される可能性が高い新型iPhone(仮称:iPhone 12)はマグネットを利用した新しい充電方式に対応すると噂されている。
それを裏付けるようにMPOW JAPANがマグネットを利⽤した充電位置調整機能対応の充電器を発表した。
マグネットを利用してワイヤレス充電器のデメリットを解消
MPOW JAPANは“新型iPhoneに搭載される新しいワイヤレス充電機構であるマグネットを利用した充電位置調整機能対応のワイヤレスチャージャー”を発表し、今月から順次量産をスタートして年内に発売する。
同社の説明によると、ワイヤレス充電器の内部に搭載された給電パーツであるコイル部の周囲に、磁力による充電への影響を防ぐ特殊な処理と加工を施したマグネット機構をリング状に配置するという。新型iPhoneにも同じ機構が配置されているため、磁気の力でしっかりと密着した状態で充電ができるようだ。
これによりワイヤレス充電のデメリットである充電位置のズレによる充電停止が解消され、充電しながらの操作もカンタンになると説明している。
Appleは「MagSafe」ブランドを復活させて同ブランドの特徴であるマグネットを利用した新しいワイヤレス充電器「MagSafe Charger」を発売すると報じられていたが、規格はサードパーティにも公開されて様々な製品が発売されるようだ。
MPOW JAPANの説明から考えるとマグネット機構のない旧型のiPhoneでは利用できないことになるが、AppleはMagSafeに対応した専用ケースを開発しているとの噂もある。ケースを利用することで旧型のiPhoneでもMagSafe Chargerが利用できるかもしれない。
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