10月発売と報じられている新型iPhone(仮称:iPhone 12)には画面サイズの異なる4機種がラインナップされると噂されている。
最も小さい「iPhone 12」はフルディスプレイのデザインと5.4インチ画面の組み合わせによって今年4月に発売された新しいiPhone SEよりも本体サイズは小さくなるかもしれない。
古いCADデータから作成された3Dモック
EverythingAppleProが「iPhone 12」の3Dプリントモックと新しいiPhone SEの大きさを比較する24秒の動画をTwitterに投稿した。
これまでの噂によれば「iPhone 12」には5.4インチのディスプレイが搭載されるようだが、4.7インチのディスプレイを搭載する新しい「iPhone SE」よりも小さいという。確かに縦/横幅ともに小さく片手に収まるサイズ感になりそうだ。
動画の最後には6.7インチのディスプレイを搭載する「iPhone 12 Pro Max」も登場しているがサイズの違いは一目瞭然。
People who love tiny phones are in for a treat with the new 5.4-in iPhone. Smaller than a new SE! pic.twitter.com/cTSH2LBzKA
— EverythingApplePro (@EveryApplePro) June 18, 2020
さて、この3Dプリントモックは本物と同じサイズを再現しているだろうか。
EverythingAppleProは何らかの方法で入手したCADデータをもとに3Dプリントモックを作成したようだが、CADデータは最新ではなく古いデータとの指摘が相次いでいる。iPhone 12シリーズではノッチの小型化が噂されているが、上記の3Dプリントモックからは従来と変わらない大きさのノッチが確認できる。
こういったCADデータはアクセサリメーカーが新型iPhoneの発売に向けてケースなどのアクセサリを準備するために使用されることが多いそうだ。ケースを製造するために必要なサイズやデザイン、ボタンの配置などは合っている可能性はあるものの、ノッチの大きさやカメラのレンズ配置など必要のないものについては参考にならないとされている。
Ben GeskinはCADデータが確定するのは7月だ、と指摘していることから、信ぴょう性の高い情報は来月以降に出てくるはず。
なお、iPhone 12が新しいiPhone SEよりも小さいサイズであれば、秋まで購入を待ちたいと考える人も多いだろうが、iPhone 12は5G対応やデュアルカメラ、最新のプロセッサ、有機ELディスプレイを搭載すると噂されており、当然ながらiPhone SEよりも販売価格は高く設定される。
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