Appleが今年秋の発売に向けて開発している新型iPhone(仮称:iPhone 13)は、生産体制を中国から分散させるなどして新型コロナウイルスの影響を受けることなく9月発売に戻る可能性がある。
機能やスペックについても徐々に情報が出てきており、新たにiPhone 13シリーズのデザインに関する噂が報じられている。
ボディは厚み増。バッテリーも増量で電池持ち改善?
Macお宝鑑定団Blogが中国のサプライヤーから得た情報によると、iPhone 13シリーズではフラットエッジを採用するなど昨年変更されたデザインを継続するそうだ。
また、本体のサイズに関して縦幅や横幅は変わらないものの厚みに関しては0.26mm増えるとのこと。iPhone 12シリーズでは前年から0.7mm〜0.9mm薄くなり、iPhone 11シリーズは前年に比べて0.4mm〜0.6mm厚みが増している。
つまり、iPhone 13の厚みはiPhone XSと同じぐらいになるのかもしれない。
iPhone 13 | iPhone 12 | iPhone 11 | iPhone XS | |
---|---|---|---|---|
横幅 | 71.5 mm | 71.5 mm | 75.7 mm | 70.9 mm |
縦幅 | 146.7 mm | 146.7 mm | 150.9 mm | 143.6 mm |
厚み | 7.66 mm? | 7.4 mm | 8.3 mm | 7.7 mm |
バッテリー容量 | ? | 2,815mAh | 3,110mAh | 2,658mAh |
上記のとおりボディの厚みはバッテリー容量との相関関係があるためバッテリー容量が増量されるかも?と持ったが、バッテリーが収容されるカメラを除いた本体の厚みはさらに薄型化される可能性がある。
iPhone 13シリーズでは、すべてのモデルにおいて背面とカメラのギャップが約0.9mm増加するそうだ。全体の厚みが増えるのは0.26mmのため、バッテリー収容部は0.64mm分薄型化するということになる。
背面とカメラのギャップが増加する理由はカメラ全体をサファイヤガラスでカバーするデザインに変わるため。iPhoneのカメラレンズで机や他のデバイスが傷ついたとの声が聞かれるが来年は解消されるかもしれない。なお、カメラユニットのカバーは2021年発売の新型iPad Proにも採用されるそうだ。
これまでの噂どおりiPhone 13 ProのカメラユニットがiPhone 13 Pro Maxと同じであることからセンサー自体が動いて手ブレを相殺するセンサーシフト式の光学手ブレ補正が広角レンズに採用される可能性があるとのこと。
フロントカメラについては受話スピーカーが上部のエッジギリギリまで移動していることからノッチの幅が細くなっているそうだ。これに関しても既報と一致する。
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