円安の影響で日本での販売価格が大幅に値上げされたiPhoneですが、来月にも発表される新型iPhone(仮称:iPhone 14)のProモデルは、さらに値上げされる可能性があるようです。
多数の実績があるMing-Chi Kuoは、iPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxの値上げと出荷比率の増加により、シリーズ全体の平均販売価格がiPhone 13シリーズに比べて約15%上昇するとの予想を示しています。
iPhone 14シリーズは全機種10万円超えか
今年の新型iPhoneは、通常モデルが小幅なアップデートに留まるのに対して、Proモデルはベゼルの廃止とパンチホール+ピルデザインへの変更、アダプティブリフレッシュレートの改善による常時表示ディスプレイの対応、12MP→48MPに高精細化されるカメラ、A16チップ(通常モデルはA15のままとの噂もある)を搭載するなど、値上げの要素を多数含んだビッグアップデートの可能性が報じられています。
平均販売価格の上昇には、価格が最も安く設定されていたminiモデルの廃止も影響しているでしょう。
これまでの噂によれば、Appleは売れなかったコンパクトモデルを廃止し、電池持ちが良く需要の高い動画やゲームに最適な大画面のモデル「iPhone 14 Max」を追加したラインナップに再構築するようです。
当然ながらiPhone 14 Maxの販売価格がiPhone 14を下回ることはなく、iPhone 14 Proとの中間に設定されるため、シリーズ全体の平均販売価格は上昇します。
値上げ後のiPhone 13 miniは99,800円〜、iPhone 13は117,800円〜、iPhone 13 Proは144,800円〜、iPhone 13 Pro Maxは159,800円〜のため、iPhone 14シリーズは全機種10万円超えが確実でしょう。iPhone 14 Maxは12万円前後に設定され、Proモデルが値上げされた場合は最低価格が15万円を超えるかもしれません。
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