昨年発売されたiPhone 13シリーズは、購入の決め手となる3大要素の電池持ち・カメラ・ディスプレイが着実な進化を遂げたものの、大きな進化はありませんでした。
今年後半の発売が期待されるiPhone 14シリーズは、背面をオールフラットにしたiPhone 4のような新デザインを採用すると噂されています。大きな変更の1つとしてノッチの完全廃止が報じられています。
すべてのセンサーを内蔵化するのは困難か
実績のあるリーカーDylanによると、iPhone 14 Pro|14 Pro Maxはパンチホールデザインが採用されるとのこと。さらに、顔認証を実現するFace IDのハードウェアが画面下に内蔵されるとのこと。認証精度の低下などが懸念されますが、Dylanは心配ないと伝えています。
Face IDの画面内蔵化は、Appleの未発表製品に関して最も多くの実績があるBloombergのMark Gurmanも伝えていましたが、長期的な目標のため実現するのはまだ先と予想されていました。
I am able to corroborate information regarding a hole punch camera for the pro models of the iPhone 14. Face ID hardware will be placed under the display. As a reassurance to any concerns, the functionality of these sensors have not been negatively affected by this change.
— Dylan (@dylandkt) January 6, 2022
Face IDは顔を識別するために必要な赤外線カメラやドットプロジェクタ、光センサー、近接センサー、投光イルミネーターといった多くのセンサーで構成されていて、これらすべてのセンサーを画面の下に隠すことは容易ではありません。
フロントカメラを内蔵化したGalaxy Z Fold3 5Gを実際に利用しましたが、周囲のディスプレイと解像度に大きな違いがありました。カメラ1つほどの大きさであれば気にならないものの、ノッチほどの大きさになれば動画やゲームに集中することは難しいでしょう。Face IDを内蔵化する際に避けて通れない問題です。
なお、Dylanによるとパンチホールは横長の長円形になるとのこと。フロントカメラだけでなく、Face IDに関連するセンサーが隣り合わせに配置されるのかもしれません。
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