今年もAppleは数ヶ月後にスペシャルイベントを開催し、待望のUSB-Cを搭載する新型iPhone(仮称:iPhone 15)を発表する見込みです。
これまでの噂では、例年どおり9月15日以降に予約開始・発売と報じられていましたが、バンク・オブ・アメリカのアナリストがiPhone 15シリーズの発売が遅れる可能性を指摘しています。
iPhone 15シリーズの発売遅れについてレポートしているのはWamsi Mohanで、2020年に発売されたiPhone 12シリーズについて予測の一部を当てた実績のある人物です。
新型コロナウイルスによって工場が閉鎖するなど大規模な影響を受けたiPhone 12シリーズ。例年どおりであれば9月に発売されるところ、iPhone 12とiPhone 12 Proが10月23日に、iPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxが11月13日に発売されるなど大きく遅延。
そういったなかでWamsi MohanはiPhone 12シリーズの発売日を10月下旬と予測していました。
今回、Wamsi MohanはAppleに部品等を供給するサプライチェーン企業に確認した結果としてiPhone 15シリーズの発売日が数週間程度、遅れる可能性を指摘しています。
同士が予測を的中させたiPhone 12シリーズには、発売時期が遅れる理由がいくつもありました。前述した新型コロナウイルスの影響に加えて、フラットエッジのデザインを初めて導入した大幅なデザインの変更。コンパクトサイズのminiを加えた全4機種のラインナップ、5G対応など遅延の理由になり得る新しい要素が多数存在していました。
iPhone 15シリーズにもLightningの廃止とUSB-Cの移行といったインパクトのあるアップデートはあるものの、ラインナップに変更はなく5Gのような大規模な通信関連のアップデートも噂されていません。
新型コロナウイルスや半導体不足の影響は昨年よりも改善されているため、むしろiPhone 14 Plusのように一部の機種だけ発売が遅れるようなケースがなくなっても良さそうです。もしかすると、Appleは設計・製造の段階で何らかの問題を抱えているのでしょうか。続報を待つ必要があります。
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