iPhone 16、A18チップはAI処理性能が大幅向上か。年内には生成AIリリースも
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
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Appleのティム・クックCEOは、生成AIの開発に取り組んでいることを明かし、今年後半の詳細発表を予告しています。
Open AIのChatGPTやGoogleのGeminiのような会話形式で生成AIを活用してユーザーが望むものを生み出すチャットボットAIなのか、目に見えない形で動作して写真わ動画編集を強力にサポートするのかわかりませんが、いずれにしても期待が持てます。
また、これに合わせるように今年秋に発売が見込まれる新型iPhone(仮称:iPhone 16)では、AI関連の処理能力が大幅にパワーアップするかもしれません。
経済日報によると、Appleが開発する新世代のA18チップ、およびMac/iPad向けのM4チップでは、AIの処理を担当するコア数が大幅に増加し、性能も大幅に引き上げられるとのこと。
A18チップは9月発売が予想されるiPhone 16シリーズに搭載される見込みで、同チップを活用した生成AI機能を強力にサポートすることが予想されます。一部の機能については最新のチップを搭載する最新モデルに限定されるかもしれません。
生成AIはOpen AIがリリースしたチャットボットAI「ChatGPT」がブームに火を付け、GoogleはチャットボットAIのBardを中身の大規模言語モデルと名前をGeminiに変更。Android向けにGeminiアプリもリリースするなど急速な巻き返しを習いつつ、昨年発売したPixel 8シリーズでは、生成AIを活用した写真編集機能の「編集マジック」や写真をズームする際に失われる解像感を補正するズームエンハンスを搭載しました。
今年はついにAppleが重い腰を上げて生成AIにチャレンジすることになりますが、どういった機能がiPhoneで利用できるのか今から楽しみ。
これまでには、高性能な言語モデルを導入した新生Siriやメッセージアプリに統合された文章を補完する生成AI、Apple Musicで利用できるプレイリストの生成AI、そのほかにもKeynote、Pages、Xcodeなど多くのアプリに生成AIが導入されると噂されています。
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