- AppleのCeramic ShieldはiPhone 12から導入、落下耐久性が4倍向上。
- CorningのGorilla Glass Armorは耐久性が50%上昇、反射を75%カット。
- Appleは新しい耐久性・反射防止レイヤーの導入を計画、iPhone 17での実装予定。
AppleはiPhoneに“どのスマートフォンのガラスよりも頑丈”と称する強化ガラス「Ceramic Shield」を導入しています。
多くの人が購入直後に保護ガラスを貼るため、不満の声はそれほど聞かれないものの、筆者は使用を始めてから数週間でキズが付くことをiPhone 15 Proを含む過去のモデルで何度も経験していることからあまりに貧弱な画面と評価しており、Ceramic Shieldに対して大きな不満があります。
この問題を解消するためにAppleがCeramic Shieldをアップグレードする可能性が報じられています。
AppleのCeramic Shieldは、2020年発売のiPhone 12シリーズで初めて導入されました。当時、AppleはiPhone 11に比べて落下耐久性が4倍向上したと説明し、今ではどのスマートフォンよりも頑丈とアピールされています。
Ceramic Shieldを共同開発したゴリラガラスで知られるCorningは最新の「Gorilla Glass Armor」を開発し、日本では4月3日発表が予想されるSamsungのGalaxy S24 Ultraに導入しています。
Gorilla Glass Armorは、競合のアルミノケイ酸ガラスと比較して耐久性は50%高く、傷や衝撃への耐性は4倍を誇ります。さらに、一般的なガラスと比較して75%の反射をカットする低反射機能は誰が見ても明らかな効果を発揮しています。
Ceramic Shieldについても同様のアップデートが求められるわけですが、ここ最近活発にリークしている刹那数码によると、AppleはiPhoneのディスプレイに超硬質かつ反射防止レイヤーを追加する装置を導入したものの、残念ながら今年発売されるiPhone 16には間に合わず、来年発売のiPhone 17まで待つ必要があるようです。
それでもカバーガラスの強化は筆者のような画面に何も貼りたくない人にとっては待望のアップデートになります。
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