Barclaysのアナリスト、Blayne Curtisが今月上旬にアジアのサプライヤーから2019年と2020年に発売される新型iPhoneの情報を入手したようだ。
今年発売されるiPhoneは3D Touchを廃止
今年発売される新型iPhoneに関する情報はこれまでに報じられているものとほぼ同じ。デザインに大きな変更はなく、背面に搭載されるカメラのレンズ数が増える。また、画面を押し込むようにして操作できる3D Touchが廃止され、iPhone XRが採用する「Haptic Touch」に置き換わるという。
ちなみに、圧力を段階的に認識できる3D Touchと長押しのみ検知できるHaptic Touchには小さくない機能差がある。例えば、Haptic Touchでは、ホーム画面でアプリのアイコンを押し込んでショートカットやウィジェットを表示することはできないし、LINEのトークで既読を付けずに読むこともできない。
3D Touchが廃止されるのであれば、Haptic Touchの進化が必要だ。Appleが来月4日に開催する開発者向けのイベント「WWDC 2019」では新型iPhoneに搭載されるであろう「iOS 13」が先行発表されるはず。キーノートでHaptic Touchに関する言及はなさそうだが、開発者向けに提供されるベータ版ではなんらかの変化があるかもしれない。
なお、iPhone XRの後継機はRAMの容量が3GBから4GBに増えるそうだ。
2020年発売のiPhoneは画面内臓のTouch IDを搭載か
2020年に発売される新型iPhoneでは、5G対応やTrueDepthカメラに続いて背面に搭載されるカメラも3Dセンシングに対応する。最大の変化は画面内蔵型のTouch IDで、HUAWEI P30 ProやGalaxy S10のように、指をディスプレイに乗せることで画面ロックなどの解除が可能になるようだ。
Galaxy S10の画面内蔵指紋認証。かなりスムーズ#au #KDDI #Galaxy pic.twitter.com/uGfFbOn8lm
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) 2019年5月13日
一部のサプライヤーによれば「iPhone SE2」が発表される可能性があるという。ただし、ベースとなるのはiPhone 8で、SEユーザーが望んでいる4インチのコンパクトモデルではなさそうだ。
なお、「iOS 13」ではiPhone 5s、iPhone SEといった4インチモデルがアップデートの対象外になるとの噂がある。これが事実であれば、Appleは4インチのiPhoneを今後発売することはなさそうだ。
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