SIMフリー版iPhoneが値下げ。14日以内なら差額返金も
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
アップルが、本日からSIMフリー版のiPhone SE、iPhone 6 / 6sシリーズを5,000円〜9,000円値下げして販売しています。
SIMフリー版 iPhoneが5,000円〜9,000円の一斉値下げ。
本日からSIMフリー版のiPhoneが値下げされています。
値下げ額はiPhone SEが5,000円、 iPhone 6sが8,000円〜9,000円、 iPhone 6s Plusが9,000円、 iPhone 6が7,000円〜8,000円、 iPhone 6 Plusが8,000円〜9,000円となっています。
SIMフリー版iPhoneの値下げ前後の価格
| 16GB | 64GB | 128GB | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 値下げ前 | 値下げ後 | 値下げ前 | 値下げ後 | 値下げ前 | 値下げ後 | |
| iPhone SE | 52,800円 | 47,800円 | 64,800円 | 59,800円 | ― | ― |
| iPhone 6s | 86,800円 | 78,800円 | 98,800円 | 89,800円 | 110,800円 | 101,800円 |
| iPhone 6s Plus | 98,800円 | 89,800円 | 110,800円 | 101,800円 | 122,800円 | 113,800円 |
| iPhone 6 | 74,800円 | 67,800円 | 86,800円 | 78,800円 | ― | ― |
| iPhone 6 Plus | 86,800円 | 78,800円 | 98,800円 | 89,800円 | ― | ― |
値下げによる差額返金対応を実施、14日以内に連絡を
Appleは製品を受け取った日から14日以内に値下げした場合、Apple Store来店するか、コールセンターに電話すると、差額分の返金を受けることができます。つまり、4月9日以降に製品を受け取った場合は差額返金が可能です。
Twitterでは、すでに返金対応を受けたとの報告も確認できました。なお、返金対応は値下げの発表から14日以内となっているので5月5日までに連絡する必要があります。
お客様が製品を受け取った日から14日以内にAppleが自社ブランドの製品価格の減額を行った場合、ご請求金額と値下げ後の販売価格との差額の返金を求めることができます。返金を受けるには、直営店のApple Storeにご来店いただくか、Apple Storeコールセンター(0120-993-993)までお電話ください。返金を受けるには、値下げ価格の発表から14日以内にAppleまでご連絡ください。
SIMフリー版iPhoneの値下げ、キャリア版にも波及するか
3月31日に発売されたiPhone SEは海外で16GBが399ドル、64GBが499ドルで販売が開始されました。
当時の為替レートで換算すると約44,000円/約55,000円で、差額は8,000円〜10,000円とかなり割高で販売されていましたが、今回の値下げで4,000円〜5,000円の差額まで落ち着いた形です。
iPhone SEは発売以来、供給不足が続いていて売れていないという状況ではありません。
海外との価格差を埋めるような動きは、昨年グーグルが発売したNexus 5X / 6Pにもありました。アップルの値下げ対応も同じものかもしれません。
なお、アップルはiPhone 6 / 6 Plusの価格を昨年3月に値上げを実施、その後、ドコモ・au・ソフトバンクが販売するiPhoneにも波及して、4月〜5月に値上げを実施していました。
いまのところキャリア版のiPhoneの価格には動きがありませんが、今後、数日以内に値下げがあるかもしれません。
