9月12日発表と予測されている新型iPhoneは、液晶ディスプレイと有機ELディスプレイを搭載した3モデルラインナップになると噂されている。
上位モデルに位置づけられる有機ELディスプレイを搭載した5.8インチ・6.5インチモデルの2機種は「Apple Pencil」をサポートする可能性があるようだ。
iPhoneのApple Pencil対応は「Galaxy Note9」に打撃。iPadにも?
14日、TrendForceが今年発売される新型iPhoneに関する詳細なレポートを発表した。
“プレミアムバージョン”の有機ELモデルは4GBのメモリを搭載。現在の64GB/256GBのストレージに加えて大容量の512GBが追加されるようだ。さらに、「Apple Pencil」がオプションとして用意されるという。
もし、iPhoneがApple Pencilに対応すれば、ライバルのSamsungに大きな打撃を与えるだろう。Samsungは、今月「Galaxy Note9」を発表したばかり。専用のペンデバイス「S-Pen」は4,096段階の筆圧検知が可能になるなど、大幅にアップグレードされてApple Pencilに対抗するものになっている。
なお、9to5Macは、iPhoneがApple Pencilに対応すれば、好調なAppleの業績を牽引するアクセサリ部門の収益が大幅に増加する可能性があると推測する。一方でiPadには少なくない影響があるだろう。iPad miniは役目を終えそうだ。
新型iPhoneの価格は7.7万円〜に?
販売価格は5.8インチモデルが899ドル〜949ドル(日本円で約100,000円〜105,000円)、一部地域で利用可能なデュアルSIMをサポートする6.5インチモデルが999ドル〜(日本円で約111,000円〜)と予測している。
6.1インチの液晶モデルは、プレミアバージョンに劣る3GBのメモリとなるが、デュアルSIMをサポートするとのこと。予測の販売価格は699ドル〜749ドル(日本円で約77,000円〜83,400円)とされている。
液晶ディスプレイを搭載したモデルは“光の漏れ”問題で発売日が11月末以降に遅れると報じられているが、TrendForceはすべてのモデルが予定どおり9月〜10月に出荷されるようだ。なお、新型iPhoneの発売後は「iPhone X」の販売終了になるとのこと。
6.1インチモデル | 5.8インチモデル | 6.5インチモデル |
---|---|---|
顔認証「Face ID」 | 顔認証「Face ID」 | 顔認証「Face ID」 |
液晶ディスプレイ | 有機ELディスプレイ | 有機ELディスプレイ |
ー | Apple Pencil | Apple Pencil |
シングルSIM/デュアルSIM | シングルSIM | シングルSIM/デュアルSIM |
3GB RAM | 4GB RAM | 4GB RAM |
64GB/256GB | 64GB/256GB/512GB | 64GB/256GB/512GB |
699ドル〜749ドル (約77,000円〜83,400円) | 899ドル〜949ドル (約100,000円〜105,000円) | 999ドル〜 (約111,000円〜) |
コメントを残す