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「iPhone 9」の噂まとめ 発売日・発表日・価格・スペックなど

iPhoneの噂・最新情報

「iPhone 9」の噂まとめ 発売日・発表日・価格・スペックなど

“スマートフォンの未来”として2017年に登場した「iPhone X」は、初代iPhoneから10年以上搭載されてきたホームボタンを廃止し、新たにフルスクリーンのベゼルレスディスプレイや顔認証「Face ID」を搭載するなど、デザイン・機能性を含め大幅に刷新されました。

今年、2018年に発売される新型iPhoneは、昨年ほどの進化の幅はないものの“未来のスマートフォン”の完成度を高めた、かつての「S」シリーズのような存在になりそうです。

この記事では今秋発売が噂される「iPhone 9」、「iPhone X(2018)」「iPhone X Plus」の発売日・発表日・特徴・価格・デザインなどの噂と最新情報をまとめています。

目次

アップデート記録

日付内容
7月19日記事公開
7月29日「iPhone 9」の発売日遅延・延期情報を追記
8月5日ベータ版の「iOS 12」からデュアルSIMのコードが発見される
8月5日デュアルSIM対応モデルは中国でのみ販売か
8月5日予測された発表日発売日を追記
8月5日新型iPhoneの名前を追記
8月5日ダミーモデル動画を追記
8月5日Lightning – 3.5mmヘッドフォンジャックに関して追記

特徴

今年も3機種の新型iPhoneが登場

今年も3機種の新型iPhoneが登場

Photo by wylsa.com

Appleは、初代iPhoneを発売した2007年から2012年まで毎年1機種ずつ新型iPhoneを発表・発売しましたが、2013年にiPhone 5s/5cを発売して以来、毎年2機種以上を発表するようになり、2016年(iPhone SE/7/7 Plus)、2017年(iPhone X/8/8 Plus)には3機種の新型iPhoneが発売されています。

2018年も3機種の新型iPhoneが発売される可能性が非常に高いようです。当初はアナリストの予測や関係者からのリークが情報源でしたが、ロシア・ベラルーシ・カザフスタンなどの加盟国において電子製品の販売許可を与える権利を持つ機関であるユーラシア経済委員会の販売許可リストに未発表のiPhoneが登場。過去、同リストに発表前のiPhone 7/MacBook/iMac Pro/AirPods/第6世代のiPad/MacBook Pro(2018)が掲載されるなど複数の実績があることから信ぴょう性は非常に高いと言えます。

iPhone SE2は販売見送りか

ちなみに、3機種の未発表デバイスが最初にリストに掲載されたのは2018年春で搭載するOSのバージョンがiOS 11であったことや当時、販売情報が多く出回っていたことから「iPhone SE2」ではないかと予想されていましたが、6月に開催された世界開発者会議「WWDC18」でiPhone SE2が発表されることはなく、その後、AppleはiPhone SE2の発売を取りやめた報じられました。「春に掲載された未発表デバイスは何だったのか」、「リーク情報を不確実にさせるためのフェイク」と噂されていましたが、リストの掲載情報がアップデートされると、搭載するOSのバージョンが今秋リリース予定の「iOS 12」に変更されたことや型番の規則性からそもそもがiPhone SE2ではなく、秋に発売される新型iPhoneだったと結論付けられました。コンパクトサイズの新型iPhoneを望む声は少なくありませんが、今年発売する可能性は低そうです。

新型iPhoneの名前

今年秋に発売される新型iPhoneの名前ですが、現時点で噂すら聞こえてきません。これまで続いてきたナンバリングが「iPhone X」で廃止されたことも原因のひとつで正確に予測することが非常に難しくなっています。

8月に入り、発表まで約1ヶ月となったところでようやく新型iPhoneの名前に関する情報が出てきました。信頼できる情報筋とは言えないものの、「iPhone(2018)」「iPhone XS」「iPhone XS Plus」になると主張しています。

個人的にiPadやMacなど他の製品と同じように「iPhone」で統一されると予想していますが、わかりやすいように当記事では「iPhone 9」「iPhone X(2018)」「iPhone X Plus」と記述しています。

ホームボタンと指紋認証を完全廃止

Face ID

3機種の新型iPhoneはいずれもホームボタンを廃止し、ベゼルレスのフルスクリーンを搭載し、指紋認証「Touch ID」から顔認証「Face ID」に完全移行すると報じられています。昨年までは「マスクをするため顔認証が利用できないから」といった理由であえてiPhone 8/iPhone 8 Plusなどを選択した人もいるはずですが、今年からニューモデルを購入する場合は顔認証が強制されることになりそうです。

一方、3機種の画面サイズや性能、機能は大きく異なり、それに合わせて販売価格も異なるようです。

発表日

iPhone 9/iPhone X(2018)/iPhone X Plusの発表日・予約開始日

2017年にiPhone Xが発表された「スティーブ・ジョブズ・シアター」

発表日や予約開始日に関する噂はまだありませんが、これまで傾向からしてAppleが今年秋に開催するスペシャルイベントでiPhone 9/iPhone X(2018)/iPhone X Plusが発表されるでしょう。

かつてスペシャルイベントは初夏に発表されていましたが、2012年に発売されたiPhone 5以降は、9月初旬〜中旬にスペシャルイベントが開催されています。また、火曜日〜木曜日に設定されていることを考えれば、今年は9月4日〜6日、9月11日〜14日、9月18日〜9月20日が発表日になる可能性が高いでしょう。予約開始日は発表日の1日〜2日後になる傾向が強いです。

CNETのライターが過去6年間のデータを分析したところ、発表日は第2週までの火曜日または水曜日に設定されていること、祝日であるレイバーデイが9月3日以前に設定されたときは翌週以降に発表されていることなどを理由に9月12日が発表日になる可能性が高いと主張しています。

なお、スペシャルイベントの開催場所は昨年と同じApple新社屋の敷地内にある1000人収容の大ホール「スティーブ・ジョブズ・シアター」になることが予想されます。スペシャルイベントに参加できるのは一部のメディア等のみですが、いつもどおりイベントの模様はリアルタイムで全世界に配信されるでしょう。

歴代iPhoneの発表日、予約開始日まとめ

iPhoneiPhone 3G
iPhone
発表日:2007年1月9日(火)
iPhone 3G
発表日:2008年6月10日(火)
iPhone 3GSiPhone 4
iPhone 3GS
発表日:2009年6月9日(火)
予約日:2009年6月18日(木)
iPhone 4
発表日:2010年6月8日(火)
予約日:2010年6月15日(火)
iPhone 4siPhone 5
iPhone 4s
発表日:2011年10月5日(水)
予約日:2011年10月7日(金)
iPhone 5
発表日:2012年9月13日(木)
予約日:2012年9月14日(金)
iPhone 5siPhone 5c
iPhone 5s
発表日:2013年9月11日(水)
予約なし
iPhone 5c
発表日:2013年9月11日(水)
予約なし
iPhone 6 seriesiPhone 6s series
iPhone 6 シリーズ
発表日:2014年9月10日(水)
予約日:2014年9月12日(金)
iPhone 6s シリーズ
発表日:2015年9月10日(木)
予約日:2015年9月12日(土)
iPhone SEiPhone 7 series
iPhone SE
発表日:2016年3月22日(火)
予約日:2016年3月24日(木)
iPhone 7 シリーズ
発表日:2016年9月8日(木)
予約日:2016年9月9日(金)
iPhone 8 seriesiPhone X
iPhone 8 シリーズ
発表日:2017年9月13日(水)
予約日:2017年9月15日(金)
iPhone X
発表日:2017年9月13日(水)
予約日:2017年10月27日(金)

発売日

iPhone 9/iPhone X(2018)/iPhone X Plusの発売日

Apple新宿は初めてのiPhone発売日を迎える

iPhone 9/iPhone X(2018)/iPhone X Plusの発売日に関する噂は「秋」ということ以外は報じられていませんが、これまでの傾向からして9月中旬〜下旬の木〜金曜日に発売される可能性が高いです。具体的な日にちとしては9月13〜14日、9月20日〜21日、9月27日〜28日となります。

CNETのライターが過去6年間のデータを分析したところ、発表日が9月12日に設定される可能性が高いとした上で発売日は9月21日(金)になると主張している。

新型iPhoneに関して最も信頼できる情報を伝えるアナリストのMing-Chi Kuoは3機種すべて9月に発売するとレポートしていますが、昨年は、発表直前に生産工程の初期段階で1ヶ月の遅れが生じていると報じられ、実際に「iPhone X」の発売日はiPhone 8/iPhone 8 Plusよりも1ヶ月以上遅れました。別の情報では一部モデルの発売日が遅れるとも報じられています。

アナリストによれば発売日が遅れるのはベゼルレス式の液晶ディスプレイを初めて採用する「iPhone 9」で、生産を手がけるジャパンディスプレイとLGディスプレイはバックライトの光が漏れる不具合の解消に苦慮し、2ヶ月の遅れが発生しているとのこと。

さらに、別のアナリストも同じ問題で量産に1ヶ月の遅延が発生しているため、発売日が10月以降になるとレポート。サプライヤーからの情報では7月から生産を開始したものの、高い精度を求められる状況にも関わらず不具合のない完品率がわずか1%とのこと。予想ではあるものの11月末以降の出荷になるため発売日が大幅に遅れると報じられた。

アナリストの予測やサプライヤーからの情報は信ぴょう性が高いとは言えないが、リソース不足が原因でAirPods、iPhone X、HomePod、AirPowerなど発売日に遅れが生じたり、これまでのように新製品を発表してからすぐに発売または予約受付を開始するAppleではなくなっているため、発売日が遅れる可能性は低くなさそうだ。

歴代iPhoneの発売日まとめ

iPhoneiPhone 3G
iPhone
2007年6月29日(金)
iPhone 3G
2008年7月11日(金)
iPhone 3GSiPhone 4
iPhone 3GS
2009年6月19日(金)
iPhone 4
2010年6月24日(木)
iPhone 4siPhone 5
iPhone 4s
2011年10月14日(金)
iPhone 5
2012年9月21日(金)
iPhone 5siPhone 5c
iPhone 5s
2013年9月20日(金)
iPhone 5c
2013年9月20日(金)
iPhone 6 seriesiPhone 6s series
iPhone 6 シリーズ
2014年9月19日(金)
iPhone 6s シリーズ
2015年9月25日(金)
iPhone SEiPhone 7 series
iPhone SE
2016年3月31日(木)
iPhone 7 シリーズ
2016年9月16日(金)
iPhone 8 seriesiPhone X
iPhone 8 シリーズ
2017年9月22日(金)
iPhone X
2017年11月3日(金)

ディスプレイ、ボディサイズ

iPhone 9/iPhone X(2018)/iPhone X Plusのディスプレイ

Photo by Ben Geskin

今年発売の新型iPhoneは、画面サイズ・表示方式が異なる3モデル「iPhone 9」「iPhone X(2018)」「iPhone X Plus」がラインナップされる可能性が非常に高いです。

「iPhone 9」、ベゼルレスデザインx液晶ディスプレイの初搭載モデル

「iPhone 9」は、従来と同じ液晶ディスプレイになるものの、画面サイズが6.1インチに大型化され、iPhone Xのような縦長の“ノッチ”付きベゼルレスデザインに変化します。なお、リークされたディスプレイのパーツから他の2機種に比べてベゼル幅がやや厚くなることがわかっています。

リークされたディスプレイパーツ

左から5.8インチの「iPhone X(2018)」、6.1インチの「iPhone 9」、6.5インチの「iPhone X Plus」

ディスプレイが縦長になり、デザインがベゼルレスになることで見た目は他の2機種とほぼ同じになりますが、機能面ではディスプレイを深くプレスすることでアプリの特定の画面をショートカット起動したり、文字入力時のカーソルをカンタンに移動したり、LINEのトークを既読を付けずに読むことができる便利な「3D Touch」には非対応になるようです。

また、iPhone 8/8 Plusが非対応だった周囲の光に合わせて画面の色合いを調整する「TrueTone」やより鮮やかに映し出す「広色域ディスプレイ」、クッキリした光の明暗が楽しめる「HDRディスプレイ」に対応するかは現時点で不明です。

ボディサイズについては「HUAWEI nova lite 2」または「Moto G5 Plus」に近いサイズになるとのこと噂があります。

高精細、省電力、発色良しの有機EL搭載モデル

5.8インチの「iPhone X(2018)」と、iPhone史上最大となる6.5インチの巨大なスクリーンを搭載する「iPhone X Plus」は、発色の良さ・高精細・薄さ・省電力といった特徴に加え、明るさ・広色域・色の再現性といった弱点も克服した有機EL「Super Retina HDディスプレイ」を採用します。

「iPhone X Plus」の6.5インチディスプレイの解像度は、1,242×2,688の超高解像度仕様で、現在Plusシリーズでのみ利用できるランドスケープモード(iPhoneを横向きに回転させると専用のインターフェースで表示・操作できる機能)が利用できるとBloombergが報じている。

ランドスケープモード ランドスケープモード
ランドスケープモード

なお、「iPhone X(2018)」のボディサイズは前モデルと変わらず、最も巨大なスクリーンを搭載する「iPhone X Plus」のボディサイズは、5.5インチのディスプレイを搭載する「iPhone 8 Plus」と変わらないとされています。

カメラ

iPhone 9/iPhone X(2018)/iPhone X Plusのカメラ

画質に定評のあるiPhoneのカメラ。昨年は、より大きく高速化された新しいイメージセンサーを搭載することで画質が向上。

機能面では暗所で被写体を明るく照らしながら背景も適正な明るさで撮影できるフラッシュ機能「スローシンクロ」、24fpsの4K動画撮影、フルHD・240fpsのスローモーション撮影に対応しました。さらに、iPhone Xのデュアルカメラは広角・望遠レンズともに光学式手ブレ補正をサポートし、ƒ/2.4のレンズによってより明るい写真・動画が撮影可能になり、焦点距離が短くなったことで一眼レフのように背景をぼかして撮影できる「ポートレート」モード時に被写体により近づいて撮影可能になっています。

iPhone Xで撮影 iPhone Xで撮影
iPhone Xで撮影 iPhone Xで撮影

新型iPhoneでは、「iPhone 9」がシングルカメラを搭載するのに対して、有機ELディスプレイの「iPhone X(2018)」と「iPhone X Plus」はポートレート撮影が可能なデュアルカメラを搭載する可能性が高い。iPhone X Plusについては世界最高のスマホカメラとなった「HUAWEI P20 Pro」と同じ3つのレンズを搭載することでARの体験を向上させ、3倍または5倍の光学ズーム撮影を実現するとの噂もありますが、現時点では2019年にトリプルレンズカメラを搭載するとの噂が多くなっています。

アニ文字・ミー文字をサポートする「TrueDepthカメラ」

ミー文字

自分の顔を3D絵文字化できる新機能「ミー文字」

バックに配置されるメインカメラについては今年もセンサーの改善やカメラ機能の向上に留まるかもしれません。

一方、フロントカメラはすべてのモデルが顔認証「Face ID」を実現するTrueDepthカメラを搭載する可能性が非常に高い。顔認証に加えて、「iOS 12」ではアニ文字が舌の認識に対応するほか、自分をアバター化できるミー文字にも対応するため、顔認識の精度が大幅に向上した第2世代TrueDepthカメラが搭載される可能性もありそう。

なお、ミー文字はフロントカメラが顔の特徴を認識して自動で作成するものではなく、手動でパーツをひとつずつ選ぶ必要がありますが、スペシャルイベントでは自動作成機能が追加発表されるかもしれません。

プロセッサ

A11 Bionicチップ

昨年のiPhone X/iPhone 8/iPhone 8 Plusには、25%高速化された「性能コア」x2と、70%高速化された「効率コア」x4から構成される6コアの「A11 Bionic」チップが搭載されました。グラフィック処理は30%高速化され、消費電力は半分になり、電池持ちはiPhone 7の2倍に。

さらに、ニューラルエンジンを備えることで顔認識技術を利用する顔認証「Face ID」や3D絵文字「アニ文字」、空間認識やシーン認識を利用する拡張現実「AR」のクオリティを引き上げ、優れた画像認識によってシャッターを切るだけでベストショットが可能になっています。

iPhone 9/iPhone X(2018)/iPhone X Plusには、すべて新しい「A12」チップが搭載されるようで、7nmプロセスを採用することで微細化が進み、さらなる高性能化と省電力化が期待できます。信ぴょう性はあまり高くありませんが、GeekBench 4には登場したA12のスコアはシングルコアが5200、マルチコアが13000を記録。A11 Bionicに比べて最大30%の性能アップとなっています。

ストレージ・メモリ

ストレージ・メモリ

これまで3種類あったiPhoneのストレージ容量は、昨年のiPhone X/iPhone 8/iPhone 8 Plusで64GBと256GBの2種類になりました。今年の新型iPhoneに関するストレージラインナップの噂はまだありませんが、「iOS 11」で導入された新しい圧縮テクノロジーによって同じ画質の写真・動画も半分の容量になったため、512GBなど大容量のストレージは追加されないかもしれません。

メモリはiPhone 8/iPhone 8 Plusが2GB、iPhone Xが3GBでしたが、新型iPhoneでは、「iPhone 9」が3GB、「iPhone X(2018)」と「iPhone X Plus」が4GBと噂されています。

バッテリー

iPhone Xの2セル・L字型バッテリー

iPhone Xの2セル・L字型バッテリー / Photo by iFixit

iPhone 8/iPhone 8 Plusなど従来のiPhoneに搭載されていたバッテリーはストレート型だったのに対し、iPhone Xでは2つのバッテリーをつなぎ合わせた2セル・L字型のバッテリーが搭載されました。新型iPhoneのうち、有機ELディスプレイを搭載するiPhone X(2018)/iPhone X Plusの2機種はさらに新しい形状のバッテリーを採用することで電池容量がアップする可能性が高いようです。

最新のバッテリーは、継ぎ目をなくした1セル・L字型の形状となり、「iPhone X(2018)」が10%アップの2,900〜3,000mAh、「iPhone X Plus」はiPhone史上最大となる3,300〜3,400mAhになるそうです。なお、「iPhone 9」は、コストを抑えるために従来と同じ2セル・ストレート型になるものの、ロジックボードの小型化によってiPhone Xに比べて8.5%アップの2,850〜2,950mAhになるとのこと。

高速充電に対応する新しい電源アダプタをパッケージに同梱か

昨年発売されたiPhone X/iPhone 8/iPhone 8 Plusは、フル充電までに最大3時間30分もかかってしまうバッテリー充電を2時間足らずに大幅短縮する高速充電に対応しました。

充電を忘れた時など短時間で少しでも充電したい時に非常に便利な高速充電ですが、対応する電源アダプタ(充電器)とケーブルが必要でApple純正品で揃える場合は別途6,000円が必要になるため、利用している人はそこまで多くないかもしれません。

現在販売されている高速充電に対応した電源アダプタはMac・iPad向けのものですが、AppleはiPhoneのパッケージに同梱する高速充電対応の電源アダプタを開発しているようで、これまでにいくつかの写真がリークされています。

新しい電源アダプタ

新型iPhoneに同梱される新しい電源アダプタ

リークされたプロトタイプの写真を見ると、iPhone向けの新しい電源アダプタは現在のサイコロのような形から丸みを帯びた楕円形のラウンドデザインに変更され、アダプタの出力端子はUSB-AからUSB-Cになるようです。また、電源アダプタの入力は100-240V、50/60Hz、0.45Aで、出力は5V/3A(15W)、9V/2A(18W)になることが確認できます。

セキュリティ

顔認証「Face ID」へ完全移行

3機種が発売される新型iPhoneですが、すべてのモデルにおいて指紋認証「Touch ID」が廃止され、顔認証「Face ID」に対応する可能性が非常に高いです。

認証に顔を利用するFace IDは、指紋認証が苦手とする雨などで濡れた指や料理などで汚れた手、冬に手袋を付けた時でもスムーズに認証できるほか、メガネやサングラス、マフラーといったアクセサリを付けても正しく顔を認識して画面ロックを解除したり、Apple Payによる決済機能も利用できます。顔認証は登録時の顔と現在の顔を照らし合わせて認証を行いますが、機械学習によって顔の変化を記憶するため、髪の毛やヒゲが伸びても正確に認証します。

なお、他人の顔や指紋などで認証してしまう誤認識率は指紋認証の5万分の1よりも圧倒的に安全性の高い100万部の1を実現。人の表情を3Dで認識するため、自分が写った写真はもちろん、自分に似せた特殊マスク、双子でも認証できません。さらに、注視機能によってユーザーがiPhoneを見ているかどうかを認識できるため、寝顔で認証を突破することも不可能。寝ている間に指紋を読み取られて画面ロックを解除されてしまう心配もありません。

デザイン・カラー

デザイン・カラー

Photo by 9to5Mac

ベゼルレスディスプレイによって大きく変化したiPhoneのデザイン。今年は大きな変化がなさそうです。不評な“ノッチ”が小型化するといった噂もありますが、2019年になる可能性が報じられていて、これまでのリーク写真・動画を見る限りでは残念ながら小型化されていません。

ボディの素材は、「iPhone 9」がアルミニウム、「iPhone X(2018)」と「iPhone X Plus」がステンレススチールをフレームパーツに採用し、3機種ともにワイヤレス充電を可能にするガラスパネルでサンドイッチするようです。カラーは、「iPhone 9」がグレイ、ホワイト、ブルー、レッド、オレンジの5色展開(ほかにイエロー、ピンクといった噂がある)で、iPhone 5cのようなカラフルなラインナップになるのかもしれません。

また、「iPhone X(2018)」と「iPhone X Plus」では、FCCを通過しながらも生産上の問題から販売が見送られたゴールドが復活するとされています。日本で人気のあるゴールドが復活すれば発売日の入手は困難になる可能性もあります。

iPhone X ゴールドカラー(正面) iPhone X ゴールドカラー(右サイド)
iPhone X ゴールドカラー(バック) iPhone X ゴールドカラー(ボトム)
FCCを通過していた未発表のゴールド・iPhone X

ワイヤレス充電に対応するガラスのバックパネルは「iPhone 9」のみデザインに変化があります。iPhone 8まではLEDフラッシュがレンズと横並びに配置されていましたが、新型モデルではレンズとLEDフラッシュが縦に並ぶようです。配置変更によってiPhone 8以前で利用していたケースをそのまま使うことはできないと思われます。

カメラの並びが変化する「iPhone 9」

Photo by Ben Geskin

イヤホン端子

iPhone 7シリーズで廃止されたイヤホン端子は今年の新型iPhoneでも復活する見込みはありません。また、バークレイズのアナリストは、これまでパッケージに付属されていた「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」が付属されなくなるとレポートしています。

お気に入りの3.5mm有線イヤホンを利用する場合はヘッドフォンジャックアダプタを別途購入する必要があるかもしれません。

デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)

DSDS

新型iPhoneでは、ついにDSDSーーデュアルSIM・デュアルスタンバイに対応すると複数の信頼できるアナリストやメディアが報じました。さらに、ベータ版の「iOS 12」からデュアルSIMに関するコードが発見されたことで新型iPhoneがサポートする可能性は非常に高くなっています。

DSDSは2枚のSIMカードおよび契約している回線を同時に待ち受けできる機能で、例えば、データ通信は契約している通信容量の多い回線や通信速度が高速な回線を使い、音声通話は通話し放題の回線を使うことが可能になります。Androidスマートフォンでは対応するモデルが多く、一部ユーザーに人気の機能です。

なお、信頼性の乏しいメディアが伝える情報としては通常のSIMカードと、eSIMの「Apple SIM」から構成されるDSDSに対応するとも報じられています。Apple SIMは、2014年に発売されたWi-Fi+Cellular版のiPad Air2/iPad mini3で初めてサポートされたSIMカードで、iPad上でキャリアやプランをカンタンに選んで契約ができます。一部を除くiPad Proシリーズでは物理的なSIMカードではなく内蔵型のeSIMとなっていてSIMカードを入れ替えることなく通信機能が利用できるメリットがあります。

DSDSに対応するモデルは、「iPhone 9」と「iPhone X Plus」と報じられていて中間の「iPhone X」は対応しないとの情報があります。

一方、中国メディアは「iPhone 9」のみがデュアルSIMをサポートし、中国でのみ販売されると報じています。中国のような広大な土地の場合、1つの回線だけではカバーできないエリアもあるためデュアルSIMに対応したスマートフォンが人気を集めていることがデュアルSIMをサポートする要因のひとつでしょう。ただ、Appleが限定された地域のために異なるハードウェアを設計、開発するとは考えにくいです。

価格

価格

気になる新型iPhoneの販売価格については早い段階から情報が報じられていますが、定まっていないためこれからも変化する可能性があります。

Appleの未発表デバイスに関して最も信頼できる情報を伝えるKuoのレポートによれば、液晶ディスプレイやシングルカメラ、アルミフレームなど性能や機能などが劣る「iPhone 9」は、低価格モデルの位置付けでシングルSIMモデルが550〜650ドル、デュアルSIMモデルが650〜750ドルと、手ごろな価格になるようです。

5.8インチの有機ELディスプレイを搭載する「iPhone X(2018)」は800〜900ドルで、6.5インチの巨大なフルスクリーンと過去最大のバッテリーを搭載する「iPhone X Plus」は、900ドル〜1,000ドルになるとのこと。

iPhone Xの日本での販売価格は、1ドル113円で設定されているため、「iPhone 9」は約62,000円〜約84,000円、「iPhone X(2018)」は約90,000円〜約101,000円、「iPhone X Plus」は約101,000円〜約113,000円になるかもしれません。

まとめ

iPhone 9iPhone X(2018)iPhone X Plus
デザインiPhone 9iPhone X 2018iPhone X Plus
容量64GB/256GB
価格シングルSIM:550ドル〜650ドル
デュアルSIM:650〜750ドル
(約62,000円〜約84,000円)
800〜900ドル
(約90,000円〜約101,000円)
900ドル〜1,000ドル
(約101,000円〜約113,000円)
ディスプレイ6.1インチ
液晶
1,080 x 2,160ピクセル
5.8インチ
有機EL
2,436 x 1,125 ピクセル
6.5インチ
有機EL
2,688 x 1,242 ピクセル
サイズ150.9 x 76.5 x 8.3mm143.6 × 70.9 × 7.7mm157.5 x 77.4 x 7.7mm
重さ???
プロセッサA12
iSightカメラシングルカメラデュアルカメラデュアルカメラ
TrueDepthカメラ???
バッテリー容量1セル・ストレート型
2,850〜2,950mAh
2セル・ストレート型
2,900〜3,000mAh
2セル・ストレート型
3,300〜3,400mAh
急速充電
充電アダプタ・ケーブル同梱
ワイヤレス充電
顔認証
3D Touch×
DSDS×
カラーグレイ、ブルー、ホワイト、レッド、オレンジ、ピンク、イエローシルバー、スペースグレイ、ゴールドシルバー、スペースグレイ、ゴールド

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Yusuke Sakakura

iPhone・Androidやスマートスピーカーに関するニュースはもちろん、レビューも届けるブログメディア「携帯総合研究所」主宰。元システムエンジニア、iPhoneの料金を3社間で比較できるシミュレーターの開発も

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