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Apple、iTunesの終了を発表。3つのアプリに分割して提供へ

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Yusuke Sakakura更新日:2019/06/05 21:52
Apple、iTunesの終了を発表。3つのアプリに分割して提供へ

約20年にわたってAppleユーザーに愛されてきた「iTunes」がついに終了する。Appleが開発者向けのイベント「WWDC 2019」のキーノート内で正式発表した。

「iTunes」は、今から19年前にAppleがCasady & Greene製のSoundJam MPを買収し、ソフトウェアに改良を加えて翌年の2001年にリリースされた。

「Apple Music」「Podcast」「Apple TV」

次期macOS Catalinaでは、iTunesが「Apple Music」「Podcast」「Apple TV」の3つに分割される。

iTunesは音楽や動画、ポッドキャスト以外にもiPhoneやiPad、iPod touchをアップデート/バックアップ/リストアできる機能を備えていたが、macOS Catalinaにデバイスを接続すると、Finderのサイドバーに表示され、バックアップ/アップデート/リストアなどが利用できる。

Apple、iTunesの終了を正式発表。3つのアプリに分割して提供へ

一方でWindows向けのiTunesは今後も存続するようだ。macOSのiTunesのみが廃止される理由としては、iTunesの分割が「iOS」や「iPadOS」に合わせたものであることやiPadアプリをmacOS向けにカンタンに移植できる「Project Catalyst」の存在だろう。

「Apple Music」「Podcast」「Apple TV」は、すでにiOSアプリが存在していることから「Project Catalyst」によってmacOS向けのアプリがリリースされることが考えられる。

UPDATE:2019/06/05 17:20初出時、バックアップなどの機能はミュージックアプリに引き継がれるとお伝えしましたが、正しくはFinderアプリです。お詫びして訂正いたします。

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