12月9日、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」にて、LINE Pay残高を銀行口座に振り込みできる新サービスがスタートした。
残高を銀行口座に振り込みできるのは国内決済事業者として初とのこと。
法人・個人の銀行振込に対応
LINE Payによると、日本では成人のほぼ全員が1つ以上の銀行口座を保有しており、銀行口座振り込みでのやりとりは法人から個人まで日常のさまざまなシーンで利用されているとのこと。
また、給与が銀行口座への振り込みであることから銀行口座が日本国民の最も大きな“おサイフ”であると説明。
キャッシュレス化が本格的に進展している一方で、高額決済においては決済手数料を懸念してクレジットカード未対応で口座振振込が指定されている場合もあるという。
こういった状況に加えて、LINE Payに日常の生活資金を入れておくユーザーも増えてきていることから、誰でも使いやすく、安心安全な銀行口座振込手段の提供を開始するとしている。
LINE Payでは、これまでもLINE Payアカウントへの送金が可能だったが、新機能によって相手の銀行口座を知っていればインターネットバンキングと同じように振り込みができるほか、相手の銀行口座を知らなくても相手の名前と電話番号やメールアドレスを知っていればLINE Pay残高から振り込みができる。
法人の口座に振り込みもできるため、習い事の月謝や商品購入の代金、受験料、家賃などさまざまな用途に利用可能だ。
振り込み手数料は税込み176円/1回。インターネットバンキングに比べて安く、曜日や時間帯によって変動しないシンプルな料金体系が特徴。
新機能はLINEアプリとLINE Payアプリで利用可能。ただし、iPhone版のLINEアプリは近日対応予定とのこと。