3月1日、LINE株式会社とZホールディングス株式会社が、PayPayとLINE Payの事業統合について協議を開始したことを発表した。
統合はLINE PayがPayPayに吸収される形で行われる。ただし、統合対象は国内のQR・バーコード決済のみで、グローバル向けに提供しているLINE Payサービスは今後も継続され、アジア主要国での発展を目指すとのこと。
PayPay加盟店でLINE Payで支払い可能に
事業統合に向けた第一弾の取り組みとして2021年4月下旬以降に、PayPay加盟店でのQRコード連携を開始する。
これにより、全国300万ヵ所以上のPayPay加盟店のうち、ユーザーがQRコードを読み取って決済するユーザースキャン方式(MPM)を導入している加盟店においてLINE Payで支払い可能になる。
2月末時点でPayPayユーザー3,600万人とLINE Payユーザー3,900万人を合算した最大約7,500万人の集客が期待できるほか、複数の決済手段に対応する際の導入・管理コストの削減につながるとのこと。
なお、加盟店連携にあたって加盟店側での手続きは不要。手数料等にも変更は生じない。対象加盟店には、順次新しいアクセプタンスマークが発想される。
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