LINEがスマホで支払いできる「LINE Pay」の利用特典を変更すると発表した。これまでLINE Payカードで金額を支払うと、2%のポイント還元が提供されていたが終了する。
クレジットカードのポイント還元率は1%以下が多く、LINE Payは他のカードよりもポイント還元率が高いことから人気を集めている。
LINE Payカードの2%ポイント還元が廃止
現在、LINE Payで提供されている還元率2%のポイント還元は2018年5月31日で終了する。6月1日からはスマートフォンでの支払いを促進するためにスマートフォンのみで支払い可能なコード支払いを主軸とした新しい特典を用意するとのこと。サービス全体の利用に対して最大2%を還元する統合型の特典プログラムになるようだ。
つまり、これまでの特典はカード型の「LINE Payカード」で支払った場合のみ2%のポイント還元が利用できたが、6月1日以降はスマートフォンで支払いができるコード支払いなどもポイント還元の対象になるということだ。ただし、ポイント還元率は一律2%ではなく最大2%になる。詳しい内容については決定次第お知らせするとのこと。
特典を変更する背景としては2020年までにキャッシュレス環境を整え、今後10年間でキャッシュレス決済率を40%まで引き上げる戦略が政府から発表されたことがあるようだ。LINE Payは、2018年内に100万店舗まで加盟店を拡大する事業目標を掲げ、これまでに大手コンビニやドラッグストア、飲食チェーンなどで立て続けに開始している。
また、LINEアプリでは3月のアップデートで電気料金などの請求書支払いや決済、送金、ポイント管理、残高確認ができる「ウォレット」タブが追加された。
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