LINEのスマホ決済サービス「LINE Pay」にて、きょうから3月31日までの期間限定で史上最大の還元祭「春の超Payトク祭」が開催されている。
期間中にLINE Payで代金を支払うと毎回20%が還元され、さらに最大2,000円分のLINE Pay残高があたる「もらえるくじ」が付与される太っ腹なキャンペーンだ。
利用が殺到したのか15日昼ごろから「もらえるくじが届かない」と多数報告されている。くじを目当てに少額決済を繰り返すガチャ行為が影響しているのかもしれない。
一時、「もらえるくじ」がもらえない事態に
税込み100円以上の支払いでかならずもらえる「もらえるくじ」にはあたりとはずれがあり、あたりの場合は10円〜2,000円分のLINE Pay残高が付与される。付与のタイミングは即時と案内されているが、15日昼ごろから「もらえるくじがもらえない」との報告が相次ぎ、LINE PayはTwitterを通じてくじの通知と当選額の付与に遅延が発生していると報告した。
【もらえるくじにつきまして】
— LINE Pay公式アカウント (@linepay_jp) 2019年3月15日
春の超Payトク祭にたくさんのご反響をいただきありがとうございます。
現在、ご好評につきもらえるくじの通知と当選額の付与に遅延が発生しております。
順次付与されますのでご安心ください。
ご心配をおかけし申し訳ございません。
現時点でもらえるくじの付与が遅延した原因は明かされていないが、少額決済ガチャがひとつの原因ではないだろうか。
還元額5,000円の上限が設定されている20%還元に対して「もらえるくじ」の還元額や付与回数の上限については発表されていない。そこを突いてもらえるくじを目当てに100円の少額決済が繰り返されているようだ。
UPDATE:2018/03/15 20:20LINE Pay広報によると「もらえるくじ」における1人あたりの上限額は景品表示法を遵守した金額になるとのこと。
これまでのキャンペーンのようにコード支払いなどに限定されていれば少額決済を繰り返すガチャ行為は難しい。コンビニのレジに何回も並ぶ努力をする人はさすがに多くないだろう。しかし、今回のキャンペーンではJCBクレジットカードとして使える「LINE Payカード」も対象になっているため、SuicaチャージやAmazonギフト券を少額で繰り返し購入できてしまう。
Twitterに投稿されているガチャの結果報告を確認したところ。20回または50回決済して3,000円超が当たったとの報告もあったが、100回や200回ガチャを回しても1,000円にも満たなかったとの報告もあり、大半は大きな成果を得られていないようだ。
なお、もらえるくじの付与が遅延した時間帯には、LINE Payにチャージできず、決済もできないといった報告も確認された。明日からは休日。LINE Payの利用機会も増えるが無事乗り切れるだろうか。