LINE Payは、6月に開催した「LINE CONFERENCE 2018」で発表したとおり、8月1日からポイント還元率を決定するインセンティブプログラム「マイカラー」のアップグレードを実施すると発表した。
なお、マイカラーのアップグレードに伴い判定基準が相対評価から絶対評価に変更され、判定基準も公開されている。
ポイント付与対象の決済金額は上限100万円に
変更後のインセンティブプログラム「マイカラー」では、本人確認を行わなくてもLINE Payの利用登録を行うだけでホワイトバッジが付与され、ポイント付与率はホワイトが0%→0.5%、レッドが0.5%→0.8%に引き上げられる。
また、バッジカラーの判定基準とポイント付与の対象として、LINE Pay残高を利用した決済に加えて、連携したクレジットカードでの決済も対象になり、ポイント付与対象となる決済金額が上限10万円/月から100万円/月に引き上げられる。
期間限定のキャンペーンとして8月1日から7月31日までの間、ポイント付与決済金額100万円の上限内で、QR/コード支払いを利用した場合には「マイカラー」で決まったポイント付与率に3%が上乗せされる。
変更後のカラー判定基準
最もインパクトが大きいのがカラー判定基準の変更だ。これまでは“全ユーザーと個人ユーザーのLINE Payサービスの利用度合いを相対的に判断”する相対評価となっていたが、8月1日からは「決済金額」と「送金利用」で判定される絶対評価になる。ちなみに、これまでは送金機能をほとんど利用していないにも関わらずグリーン対象だったので、送金利用は新しい判定基準として追加されたものと思われる。なお、ポイント付与の対象とバッジカラーの判定基準になる“LINE Pay残高を利用した決済”に送金は含まれない。
ポイント還元率 | 決済金額 | 送金 | |
---|---|---|---|
グリーン | 2% | 10万円/月 | 月間5人以上 |
ブルー | 1% | 5万円〜9万9,999円 | 月間3人以上 |
レッド | 0.8% | 1万円〜4万9,999円 | 月間1人以上 |
ホワイト | 0.5% | 0円〜9,999円 | なし |