Photo by Ben Geskin
Appleは今年9月に3機種の新型iPhoneを発売すると噂されているが、アナリストの最新レポートによれば3機種のうち低価格モデルは10月以降に発売となるようだ。
バックライトの光が漏れる問題解消に苦戦か
今年の新型iPhoneは、有機ELディスプレイを搭載した5.8インチの「iPhone X(2018)」と6.5インチの「iPhone X Plus」、液晶ディスプレイを搭載した6.1インチモデルが発売される可能性が高い。
すべのモデルが9月に発売されるとの噂がある一方で、バロンズは、モルガン・スタンレー証券のアナリスト、Katy Hubertyは6.1インチの液晶モデルはバックライトの光が漏れる問題に直面していて量産に1ヶ月の遅延が発生するとレポートしたと報じた。量産の遅れがそのまま発売日の遅れにつながってしまうと、液晶モデルの発売日は10月以降になるかもしれない。
同様のレポートは今年6月に韓国メディアも報じていて、量産や発売日に2ヶ月の遅れが出る可能性を伝えている。
遅延の原因は液晶ディスプレイとしては初となるフルスクリーン仕様にある。昨年発売されたiPhone Xの有機ELディスプレイは内部で湾曲させることでフルスクリーンを実現しているが、曲げやすい特性があってこそ。曲げにくい液晶ディスプレイでは光の漏れが発生する不良品が多くなってしまうようだ。
なお、液晶ディスプレイを搭載した6.1インチモデルは550〜650ドルの低価格で販売され、グレイ、ホワイト、ゴールド、ブルー、オレンジ、レッドといったiPhone 5cのような多色展開になるといった噂がある。
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