NothingがNothing Phone (1)向けに「Nothing OS 2」の配信を開始しました。
初のメジャーアップデートとなるNothing OS 2は、Nothingの世界観をさらに強める内容になっています。例えば新しいホーム画面では、無駄なアプリを起動して時間を消費してしまわないようにアプリのアイコンがデフォルトでモノクロ化され、本当に必要なアプリのみを起動するよう促します。
アップデートは順次配信
モノクロ化されたアイコンには、アプリ名も表示されないため、目的のアプリを探し出すのに苦労する人もいるでしょう。急いでいる時は小さなストレスも生まれます。
設定画面からアプリ名の表示をオンにしたり、アイコンのモノクロからカラーに変更することも可能。よく使うアプリのアイコンをすぐに見つけられるようにサイズを大きくすることでも可能です。
なお、アイコンのモノクロ化はAndroidの標準機能であるテーマアイコンに対応しているアプリに限られるため、すべてのアイコンがモノクロになるわけではありません。モノクロのなかにカラーのアイコンがいると統一感がなくて綺麗ではありませんが、Google Playストアから入手できるNothing Icon Packをダウンロードすることですべてのアプリを強制的にモノクロ化することができます。
ホーム画面の強化はアプリのアイコンだけではなく、大幅に強化されたNothingウィジェットによって、機内モードやおやすみモード、アクセスポイント(テザリング)、サイレントモードなどクイック設定で利用できるON/OFFボタンをホーム画面やロック画面に置いてショートカットできます。
現時点でNothingウィジェットは9つが用意されており、年内には25個まで増える予定。
ほかにもGlyphの光り方を自作できるGlyph Composerや、大画面を片手で操作する際に役立つ片手モードにもようやく対応しています。
Nothing OS 2へのアップデートは順次配信となるようで、複数のユーザーがアップデートできたと報告していますが、筆者の端末ではまだアップデートできません。
We've now began rolling out Nothing OS 2 for Phone (1). Thanks for everyone's patience! As our capabilities strengthen, we'll be able to pull in the time gap over time.
— Carl Pei (@getpeid) August 28, 2023
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